映画「僕だけがいない街」ネタバレ・感想

映画「僕だけがいない街」を見終わったので、そのレビューや内容のネタバレを書いていきます。

元々頂いたコメントからあまり期待できる出来ではないことは予想していましたし、
そもそもこの作品自体、尺や設定的に実写映画は厳しいかなと思っていました。

ですが、これは予想以上に酷かったです…。

まずは極力ネタバレ無しの感想を書いた後、
映画の内容の詳細、感想などを書いていきます。

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映画を見終わった感想(ネタバレ無し)

内容としては、
3/4程度が原作通りに進んで、途中から映画オリジナルの展開でした。

最初の3/4はただ原作の展開を追っているだけで、
中途半端に原作のシーンを取り込んだという感じでしたが、
豪華俳優・女優陣の演技もあって、そんなに悪くはないのかなと思っていました。

“精神が大人の子ども”という小学校時代の悟も、
危惧していたほど違和感は感じませんでしたしね。

ただ、やっぱり終盤の展開は擁護不可能です。

原作の「僕だけがいない街」というタイトルの意味も映画では変わっていますし、
何よりも、明らかにバッドエンドなんですよね…。

もう色々と突っ込みどころ満載です。

前半の部分も、私は原作既読だから話についていけましたが、
原作未読だと突飛な展開が多いのでキャラクターの行動や展開に納得行かない場面は多いかと思います。

また、当たり前かもしれませんが、
原作の重要な真犯人のネタバレなどは普通にされるんですよね。

原作やアニメを見ずに映画を見る人はあまりいないかと思いますが、
万が一まだ見ていないなら、まずはどちらかを見てから映画を見るのをおすすめします。

映画のせいで原作の楽しみを奪われるのはもったいないので。

映画の内容(ネタバレ)

ここからは映画のネタバレなので、
映画を楽しみにしている人はご注意下さい。

映画の内容としては、
前述した通り、流れ自体は原作と同じような感じでしたね。

  • バイトでピザの配達中に子どもを助けるが事故に遭う
  • 病院で目を覚ましアイリと話す
  • 家に帰ると佐知子がいる
  • 佐知子と買い物中にリバイバルが起きるが、佐知子が何かに気付きリバイバルが終わる
  • ある日帰宅すると佐知子が刺されていた
  • 犯人を追っていたら、逆に警察に追われるようになり、捕まりそうになると小5の頃にリバイバル
  • 加代を助けようとするも、失敗して元の時代に戻る
  • アイリに匿われる
  • 店長に警察に通報さそうになる所をアイリが阻止
  • アイリの家が放火され、取り残されたアイリを助ける
  • 高架下で警察に捕まると小5にリバイバル
  • 加代をバスに隠れさせたり自宅に連れ帰ることで犯人の手から逃れさせる
  • 加代、佐知子と一緒に加代の家に行き、結果児相に加代が保護されることになる

ここまでは、流れは原作通りです。

まぁ、次の展開に繋がるシーンだけを抜粋している感じなので、
キャラの行動が突飛であったり、内容が薄っぺらく感じますが。

ここから映画独自の展開になります。

  • 中西彩が誘拐される
  • 澤田の話から、八代の「児相に何度も話をしている」という話と辻褄が合わないため、八代の事を不審に思う悟
  • 美里がアイスホッケーの試合中に一人で抜け出した後を追うと、外に白鳥食品の車があり、そこに通りかかった八代と一緒に車で後を追う
  • 悟「まさか、先生が犯人じゃないよね?」
  • 八代「実は僕が犯人だ」
  • 橋の前で車を止め、悟と八代は一緒に下車する(悟は自発的に)
  • 悟は橋の上から川に落とされ、意識を失う
  • 目が覚めると病院のベットの上で、元の時代に戻っていた。時系列的には冒頭のバイト中に事故に遭った後。
  • ベットの横にはアイリではなく初登場の女性がお見舞いに来ており、それはなんと加代で、妊娠中だった(相手が誰なのかは不明。悟ではない)
  • 家に帰ると佐知子がいる
  • 高架下でカメラを手にしたアイリと会って話す
  • ケンヤは弁護士になっており、ケンヤに頼んで八代のことを調べてもらう(八代はずっと殺害を続けていた)
  • 悟は八代が子どもを誘拐する現場を発見して誰もいない場所に連れ出す
  • 八代を説得するも、ナイフを取り出し自殺しようとした所を止めに入って、結果悟に刺さる
  • 直後、警察とケンヤがやってきて八代を取り押さえる
  • ケンヤ「死ぬな悟!」
  • 悟「正義の味方は死なない」
  • 悟は死んで、佐知子、ケンヤ、加代、加代の子どもなどが悟のお墓をお参り
  • 『自分だけがいない世界でも皆が笑っていればそれでいい』的な悟のモノローグでエンディング

悟、八代、ケンヤのセリフは実際とは違いますが、
大体このような旨のセリフだったと思います。

内容に関する具体的な感想

内容を見ただけで色々と突っ込みたいところがあるかと思いますが、
ここでは内容に関して個人的に許容できない箇所や突っ込みたい所を具体的に挙げていきます。

  1. ヒロミの設定変更について
  2. 悟が橋に落とされるまでの流れについて
  3. 悟が目覚めるまでの状態について
  4. 明らかにバッドエンドな結末について

ヒロミの設定変更について

まず、これは予告の段階で分かっていたことですが、
何故かヒロミが浩子に名前が変わって、性別も女の子になっています。

浩子は雑誌のみに出てきただけで、映画の内容に特に関係ないのですが、
この設定変更は意味が分かりません。

加代の相手も、ヒロミじゃないとすると、
誰だったのかも気になりますね。

というか、加代が妊娠している描写は必要なかったのでは?

悟が橋に落とされるまでの流れについて

悟は八代を疑う様子を見せておきながらも、
普通に八代の車に乗って二人っきりになる。

そして、原作のように抵抗できない状態で川に沈められるのではなく、
自らの意志で真犯人だと分かった八代と一緒に、橋の前に駐車した車から降り、
橋から落とされる。

中途半端に原作を取り入れたため、
悟の行動が本当に意味不明です。

悟が目覚めるまでの状態について

悟は八代に橋から落とされて意識を失った後、病院で目覚めますが、
意識を失ってからの悟の状態が説明されません。

植物状態になった様子もありませんし、
特に何事も無かったかのようです。

八代にハメられたはずなのに、
結果としては加代を救い、佐知子が殺害される前に戻ってこれたので、
何故か結果うまくいったみたいです。

明らかにバッドエンドな結末について

BGMとかでハッピーエンドのような感じを出していますが、
明らかにバッドエンドです。

恐らくこの映画を見て、
「あぁ、いい話だな」となる人はいないと思います。

加代を助けることはできたものの、
八代の犯行を止めることは出来ませんでしたし、
結局自分が死んでしまいます。

「僕だけがいない街」というタイトルですが、
まさか映画では本当に悟がいなくなるとは…。

原作とは全く違う意味になってしまうのは、
許容できませんね。

あとがき

以上、映画僕だけがいない街のネタバレや感想についてでした。

結論としては、怖いもの見たさの人以外にはオススメできない内容です。

私としては、最初から予想していましたし、
原作とは別物として見ていたのでそんなに落胆はしていません。

まぁ、そもそもこの作品を原作に沿った内容で実写映画するのは、
尺の問題で無理な話でしたし、題材としても難しかったと思います。

なので、仕方ないのかなと。

しかし、映画を見たら、改めて原作の良さ、
そして評価の高い原作の魅力を引きだしているアニメの凄さが再認識できますね。

まだ僕街はアニメ最終回や小説、外伝など楽しみが残っているので、
気持ちを切り替えて行こうと思います。

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コメント

  1. 通りすがり より:

    早速の感想ありがとうございます。
    安定の酷い内容だったんですね。

    一つ突っ込むとしたら…
    悟死んでなんでみんなが笑っている世界なんだよ笑

  2. 匿名 より:

    本当に映画オリジナルの部分が酷かったですね。川に落とされたあと目覚めた時に昔川に落ちて九死に一生を得た事があるから2回目の命拾いだ的な事をオカンあたりに一言言わせて、ラストも刺された後リバイバルして刺されない結末にすればそこそこ綺麗にまとまるのに、何故この展開を選んだのか本当に謎です。
    でもおっしゃるとおり今後も僕街は展開していくのでそちらを楽しみにしていこうと思います。

  3. 匿名 より:

    今見てきました。
    納得のいかなさに検索すると
    みんな同じこと書いてました(笑)

    色々ありますが、やっぱりダメなのは悟が死ぬこと!
    結局戻ったところで何も止めれてないし、自分が死ぬって…。

    そんなにタイトル回収を素直にしなくていいんだよ!

    と、まぁ色々言いたいことはありますが同じく原作に期待しときます…。

  4. ガッサン☆ より:

    早速更新お早いですね〜
    お疲れ様です。

    先程チケットを購入してこれから映画を観ます。

    このプログ更新まだだろぉーと見てみたらあったので驚きました。
    映画の前にネタバレが気になり観てしまいました(笑)

    悟死ぬのか〜おいおい…バッドエンディングだとわ…いや〜酷いな。
    Σ(゚д゚lll)

    まぁ、ネタバレ分かったけど…
    前半は、楽しく 映画を観てきまーす(笑)

  5. もりたろう より:

    いつも考察楽しませていただいております。

    今回の映画、私の周りは納得が行っていない人と感動したしよかったと言っている人どちらもいます。私はその中間ですかね。3/4程までは思ったより上手くまとめたな、と許容しているのですが、水没後の流れが本当によくわからず、納得できていない状況です。私の理解力が無いだけなのかもしれませんが、あまりにも説明がなさ過ぎて、途中からあれ?どういうこと?となってる中で悟の死によるタイトル回収からのワンダーガイの漫画の流れからの主題歌で、感動作でしたハッピーエンドですねと有耶無耶にしてる感じが強すぎて苦笑いでした。
    雛月(大人)がいる病室のシーンで、悟が事故でかすり傷なかったウンタラカンタラと雛月が言ってましたが、これは本当に宅配ピザの時のバイク事故なんでしょうか…?宅配ピザバイトの時の(本編最初の)リバイバルによる事故だとしたら、水没後のピザ屋のシーンで愛梨がお疲れ様ですといいながら店外へ出て行くシーンがあったし、同じ店で働いているはずなので、悟と愛梨が知り合っていないはずが無いと思ったんですけど、橋の下で愛梨の悟に対する態度を見て頭の中??でした。
    オリジナルの時の愛梨のようにはならなかったのでしょうか??
    オリジナルの時と違いシフトが完璧に違っていて顔を見る機会すらなかったのでしょうか??1988のリバイバルの影響がそんなところに出るはずも無いですし…
    悟が漫画家として成功していたのでピザ屋のバイトをする必要がなかったから、愛梨と出会わなかった、と考えるならば愛梨の態度にも納得できるんですけど、悟はいつ成功したか、それも謎です…本当によく分かりませんでした…
    私の頭じゃほぐし切れないです…

    藤原竜也さんを好きになり、漫画の存在を知り、そこから原作アニメに至るまで大ファンになった僕街でしたが、ある映画雑誌で原作とは異なるエンディングというニュアンスのことが書いてあった時に、もしや死んだりしないよなぁ悟…なんて思いながら見ていたのでそこ通りになってしまい苦笑していました。藤原竜也さんの演じる役は死ぬ確率が高いので、悟はさすがに死なないだろうという期待が裏切られました。

    八代についても説明不足に感じられましたし…

    やはり実写と原作は全く別物だと思ってみるべきですね…原作のこのシーンどうなるんだろうか?などと考えながら見てしまったせいで余計混乱しました。

    キャスティングには大満足です。藤原竜也さんは比較的抑えめな演技ながら重要なシーンでは演技が光り、涙してしまいました。叫ぶ演技がネタにされがちですが心に響きました。有村架純さんの、悟の逮捕後の愛梨が叫ぶシーンなんて鳥肌が立ちました。
    子役2人も違和感がなく、子供パートは安心してみれました。

    どうせなら原作の悟の記憶が閉ざされたところもやって欲しかったです。二部作か連ドラなら尺が足りないなんてことがなかったはずなので説明もできたのではと思うと残念でなりません。

    リバイバル起きて撮影し直したりしないかなぁ。個人的に声に出てたをやって欲しかったしちょうどいいですね()

    文句ばかりで申し訳ないです( ̄▽ ̄)
    長文失礼いたしました。

  6. にゃおまる より:

    お疲れさまです。
    映画の予告を見て、てっきりアイリと歩道橋ですれ違うシーンがラストシーンだと思っていました。
    全然違ったみたいですね。
    監督見たら、「ツナグ」とかの駄目監督じゃないですか!
    これは元々駄作にな運命だったのですね。
    私は船橋市在住で、しかも住んでいるマンションの目の前でロケが行われたので、楽しみにしていたのですが、残念です。

  7. あるふぃ より:

    中盤までは要所要所だけを抜き取った感じなので唐突だし不自然だしでとても単品では見れた出来ではないものの原作の映像化と考えればまだ見れました。
    が、アイスホッケー見に行く辺りから本当に酷すぎて…
    製作側も整合性なんて知るかとでも言うように勢いで最後感動モノっぽく仕上げたのには思わず苦笑が漏れるレベルでした

    期待はしてなかったつもりだけどまさかここまでとはなぁ…
    せめて前後編に分けられていたら、と思わずにはいれません

  8. ヒロミ より:

    ヒロミがいない時点で加代エンドを期待したのに残念。

    原作やアニメを見てない方でも妥協‥できないですね。
    配役は良かったけど‥前売り券買う前にリバイバルしたら、見ないですね。

    アニメの最終回、楽しみにしてます。

  9. タツ より:

    今日観てきましたが全く同じ感想を持ちました
    タイトルの意味を勝手に変えられて口がポカーンとしましたよ(笑)
    原作通りに進んでた所は感心しながら観てたんですけどね
    川に落とされる辺りからの話が破綻しすぎてて原作云々じゃなく最低の話でした…

  10. 匿名 より:

    植物状態になってないのになんで犯人捕まってなくて今さら捕まえに行くんですかねぇ…
    大人になるまで悟は何してたことになるんですかね…

  11. 匿名 より:

    大人ケンヤが血まみれ悟を抱きかかえるシーンで結婚指輪らしき物が見えたので、ひょっとして加代の相手はケンヤなの?と思いました。

    それにしてもなんでこんな事に…?
    戦犯は監督と脚本家でしょうか?
    子役も含めて俳優さんたちの演技は良かったのになぁ。

  12. 匿名 より:

    おー、そうなのか・・・。

    映画化の発表前から、
    子供時代の悟と雛月の表情、
    実写で見たいなー、って思ってたけど。うーむ。

    見に行こうかやめるか・・、どうしようかな。
    (いっそ、テレビドラマ化を待つかw)

  13. 匿名 より:

    悟が真犯人と疑う八代の車に乗るシーン
    アイリの「信じたいの」という言葉に触発されて先生を信じてみたかったのではないかと自己解釈
    ただ、他の映画オリジナルシーン、特に悟が目覚めるまでと悟の死は納得できませんね
    原作だったらこうなのに……とかではなく、本当に純粋に、不可解でした

  14. 匿名 より:

    オリジナル要素がメディアごとで違うのはよくあることですが悟が死んでしまうのはちょっと・・・と思います
    原作派の予想がつかない展開にしたかったんでしょうか?
    それともバッドエンドにすることで後味の良い漫画の方を読みたくなるという戦略だったり?
    なんて穿った見方をしてしまいました
    こういう複数展開の場合、オリジナル要素ってそんなに大事なことなんでしょうかね
     

  15. TOKUMEI より:

    悟が死んでしまうなら、佐知子母さんが死なずにすんだ意味が…。佐知子母さんの深い深い愛情をなんだかバカにされた気がしました。

    この劇場版EDを知っていたので、原作で「僕は死ねない」「死人は出さないルール」の台詞を入れて皮肉ってみたんでしょうか…。

    KADOKAWAの方ではチェック入れなかったんですかね。

  16. 匿名 より:

    こんにちは。
    配役を見たときから期待していないと書いてましたがやはりでしたか・・
    当然見ていない私が何か言うのもとは思いますがね
    まず原作(漫画や小説)を超える映画は存在しないと思っているので
    最初から諦めてたのと有名どころを集めてるところでもそっちに予算を使って
    内容に使われてないのが見てわかってしまたった感がありましたね
    車一台すら沈められないって・・・ね

  17. 匿名 より:

    レポートありがとうございます
    見に行こうかと思ってましたが行く前に調べてみて正解でした。

  18. 匿名希望 より:

    今日映画観てきました。原作を知っている人にはあの後半の内容は納得できないですよね。辻褄が合わないのは、如何とも。。。
    原作を知らない人はそれなりに楽しめると思います。これをきっかけに原作を読んでもらえればいいですね。ところで、白鳥役の俳優さんの顔が原作に似てるなと思いました。

  19. ゆきえ より:

    その通りですね。担任に川に落とされて、その後リバイバル? 小学生の頃の時点で犯人解ってたのにどうして大人になってるの?先生はずーっと犯罪を繰り返してるの?訳が分からない…納得出来ない!

  20. 匿名 より:

    悟が橋の上から川に落とされるのは現在の日本映画での表現の限界なのではと勝手に解釈してます。
    子供にシートベルトさせて車を川に沈める事自体、昨今の表現規制や何やらを避けるためで、CGや特撮で安全に撮影できてもそれほど予算もなかったのかなと。
    スタッフの苦肉の策の感じがします。
    まぁ、それなら映画化しないほうが一番マシなんですけどね。

  21. 今回は匿名 より:

    考察お疲れ様です。
    色々書きたいことあるんですけど挙げ出したらきりないと思うんで(笑)大きく二つだけ。

    噂には聞いていたんですがどうせガセネタだろうと気にしてませんでした。今日映画を観るまで。まさか本当に悟が死ぬなんて。なんか最後の方音楽と合わせてハッピーエンド感出してましたけど、いやいや主人公死んでますやん。佐知子さんこんなこと許さないでしょう。これはタイトルの意味を分かりやすくした感じなんですか?ホントにいなくなってどうする。笑えないよ。

    あと、悟水没直後は現代(元の時間軸)に戻ったんですよね?きっと。で、雛月を助けたことで歴史が大きく変わっていて病室にはアイリではなく雛月がいたと。ということは(本人は気づいてないけど)漫画家として「戦え!ワンダーガイ」(?)を出版していてピザ屋でバイトはしておらずアイリとは出会わないルートになったんでしょうね。それでもその後の展開含めて多々違和感はあるんですけど……うまく説明できないんでもういいです。なんかすいません。まぁこれはこれで『僕街』のもう一つの可能性を示してくれたとして大目に見ることにします。

    全体的に見てまぁしょうがないなと思う。どうせ実写化するなら前後編とかにすればよかったんじゃ。。悟死ぬエンドは原作未読者でもモヤモヤするでしょうに。ただ個人的に良いなぁと思ったのは、アイリ家の火事の前にアイリが自分の携帯を悟に渡したとこ。そこから悟がアイリ家に行くまでの流れは原作より説得力?みたいなものがあって良かったと思う。

  22. みりな より:

    みてきました
    そうてすね
    ほんとひどかったです
    第一にヒロミがいないのもそうですが
    戻りかたがわからなかったです
    橋からおとされましたがそのあと悟はどうやっていきのびたか
    または植物人間にならなかったのか
    そして最後の肩の方を刺されたのに亡くなるって
    いつもかってるパンフを買わなかったです

  23. 匿名 より:

    まあ某掲示板で書いてた人が居たけど、「僕だけがいない街」→僕だけがいない自己犠牲エンドで、映画脚本家「イケてるタイトル解釈でドヤァ」ということなんでしょね。

  24. 匿名 より:

    いつも考察を楽しく読ませてもらってます。
    映画、見ました・・・
    僕が一番残念に思ったのは「リバイバル」を理解してないんじゃないか・・
    という事です。
    「タイムスリップ」や「タイムリープ」と違う、この作品のキモである
    「再上映」という、時間軸の流れを。
    理解してるけど、これでいいや・・・になったなら
    脚本家や監督さんの仕事の姿勢を疑いますよ。

    無理やり終わらせるくらいなら、原作が完結してから2部作にしても
    良かったんではないでしょうか・・・
    それくらい原作にパワーがあるのに、もったいない・・・

    映画は置いといて・・・
    まだまだ、考察楽しみにしてますので、お願いします。

  25. りえ より:

    今日映画観ました!
    原作もアニメも読まない感想です!

    一言、残念な結末( ;∀;)
    橋から落ちて、ベッドで気がつきそこに居たのは誰?で

    アイリとは出会ってないの?

    ???

    中盤、誕生日で泣かせる部分ありましたが、あんなに人の良い潤さん冤罪ならもっとそのあたりも描いて欲しかった❗

    是非、アニメの方はハッピーエンドにして欲しいです。

  26. 匿名希望 より:

    考察いつも拝見してます^^
    映画を昨日観てきたのでネタバレを読みにきたのですが、
    俳優陣も豪華で演技も良かったなぁと思ったのですが、、ここでも書かれてる様に後半の映画オリジナルが酷すぎて折角の演技もずっと首を傾げながら複雑な顔でエンディングを迎えてしまいました。。

    尺が足りないせいで場面も飛び飛びで内容をいくらかわかってないと?が拭いきれない部分ばかりだし、犯人に気付いた悟が確かめたいが為にした行動も心は29歳とは思えない程で…
    それに、スパイスを2度程出してきたのに説明されてなかったような…(あまりに内容が酷すぎて記憶が曖昧になりました)

    原作ファンとしては、あのスパイスの辺りが特にゾクッと恐いもの見たさで1ページめくる毎にドキドキしてその後の悟と八代のやりとりが良かったので最初に出てきたときは、お!って思ったのですが、、本当に消化不良な内容で悲しくなりました。

    長々とすみません。
    これからも考察楽しみにしてます。

  27. マッシュ(単行本組) より:

    初めまして、いつも楽しく考察見ています。

    僕も映画見ました。…概ね同感です。残念な結果に終わったという点で…
    悟母殺害から第一リバイバルまでの過程に関してはアニメより良かったと思います。
    しかしあの結末は…バッドエンドというか、デッドエンドですね。
    高架下で愛梨と出会ったんで犯人捕まえたあと恋人として付き合い始めてめでたしめでたしかと思ったら…
    凄まじく悟が可哀想な終わり方ですけどこの終わり方自体は僕は嫌いじゃないです。こういう終わり方もあってもいいのかもなと思いました。悟が可哀想過ぎるので受け付けない人もいると思いますけども。
    しかし、美里を守るためにアイスホッケー大会に行き、先生と車で二人きりになるところから悟が突き落とされるまでの下りは悟が自滅してるようにしか見えなくて納得いきませんね…
    なんで悟は助かったのかも分かりませんし(というか悟が突き落とされたのは無かったことになってる?)
    というか、小学生悟の心情がほとんど語られないので原作やアニメ見てない人は「???」と思うだろうなというシーンが多々ありましたね。
    映画化するのに色んな所が手を挙げた作品なのにこのような出来になるとは。

  28. マッシュ(単行本組) より:

    連投すみません
    パンフレットに作中で出てきたワンダーガイ(作者が藤沼悟となってるけど絵柄的に三部けい先生)の漫画がついてきました。6ページぐらいしかない漫画ですけど…
    気になったらこれ目当てに買ってみるといいかもしれません。6ページぐらいしかないけど…

  29. 匿名 より:

    最後犯人が主人公を刺そうとして刺したわけじゃなくて
    犯人の自害を食い止めようとしてもつれて刺さってしまってそのまま死亡ってマヌケですよね。

  30. K より:

    最初に悟が1988年へリバイバルしてから現代に戻ってきたときの様子から、悟の記憶は常にオリジナルの時間軸からのものを引き継いでおり、その時間軸で生きてきた記憶に上書きされると考えられます。

    二度目のリバイバルで加代を救い、八代によって川へ落とされた悟は奇跡的に一命を取り留めるが、事件に関する記憶を失ったまま16年間生きてきた。2006年にバイク事故に遭遇したところに、1988年に川へ落とされた瞬間の悟が戻ってきて記憶が上書きされる。

    こう解釈すると、悟が五体満足で2006年まで生きていること、八代がのうのうとその後も犯罪を続けていること、2006年に目覚めたときに成長した加代を見て感激したこと、目覚めてから急に八代を追いかけるようになったこと、あたりの説明がつくかと思います。
    映画の展開を擁護する気は全くありませんが、とりあえず自分を納得させたいという理由で考えてみました。

  31. 匿名 より:

    ずっとアニメの感想だけを読ませていただきましたが映画見てかなりもやっとしたのでここに来たら案の定管理人さんが酷評していたので安心しました!w
    原作は最終巻以外読んでいてネタバレも見ていないのであれ?原作はこんな感じで終わるのかな・・・と若干絶望しながら見ていましたが違うようなので本当に安心です。子役の演技が良かったなという感想しか残りませんでしたが、更に一つ苦言を呈すなら2月の北海道ってあんなに雪少なくないから!!雪国出身として最大にもやもやしたシーンでした。最終巻とアニメの最終回を楽しみに待ちます。

  32. ヤッホー より:

    アニメ見て興味もって実写版見た者です。まぁ、アニメのころから悟の行動が29歳のものとは思えない行動とってたんで(雛月との会話で照れる事やハッキリものを言えないなど)映画の行動もおかしなものだろうと思ってました。実写版で河に落とされるシーンに変更されたのは多分適当な河川の利用許可が下りなかった為だと思います。あそこで悟が車から降りて逃げ出したとしても、車で轢かれるか追いかけられた末に絞殺される事になり、そこで殺されて映画が途中で終わってしまうでしょうw そこで苦肉の策で対決の末、河に落とされるということになったのだと思います。そもそも疑っているのなら車に乗らないはずという意見もありますが、そこはあくまでも疑惑であって確証はないわけです。白鳥潤を疑って車の後をつけるには車が必要だったわけですし、そもそもリバイバルという現象自体が何者かによる説明あってのルールがあるわけでもないので、病院で気づいた時に大人の雛月が妊娠していてもおかしくないはずです。だって、悟はいつリバイバルが起こるのか知らないわけで、その現象後微妙に世界が変化することは知っているという状況なのだから、とは言っても寝たきりだったという時間経過の説明がなかったのは不親切でしたし、八代とビルの屋上での対話後、殺傷されて警察が登場するというのも「なんでココにいることが分かったんだ?」という感じで説明不足な感じは否めません。その二点ぐらいが気になったぐらいで概ね個人的には良かったと思ってます。
    ただ、主役が死んで爽やかな微笑みで終わったのにはビックリしました。
    なにも殺さなくてもいいのに…原作は最終巻が出たらレンタルしようと思います。

  33. 初めまして より:

    (3月になって話題になってるこの作品に触れたのでこのサイトを知ったのはつい最近ですが、蜘蛛の糸の解釈などの記事読ませていただきました。自分ではよく意味がわからなかったので本当に助かりました!今回初めてのコメントです)

    感想読ませていただきました!全く同じ気持ちです!改変がひどかったです…

    単行本化してない8巻の話も古本屋で雑誌を読んで全部見ました。アニメも全話見ました。とても面白い作品で映画も藤原竜也さん主演なのでさぞかし面白いのだろうと思って見に行ったのですが、感想は管理人様とほとんど同じです。
    途中まではヒロミエピソード全カットなどだいぶ駆け足になってましたがはまぁ仕方ないと思えたし、それまでの演出や役者の演技は素晴らしかったので結構満足してました。ところが雛月を助けた後の展開がひどかったです。
    中西彩は誘拐されたし、悟が目覚めたのが何故か最初の事故後だし、八代の動機が原作よりもつまんなくなっていたし、何より悟が死んだことに腹が立ちました。こんなの完全にバッドエンドです……
    おそらく、原作を知ってる人が原作通りいくと思わせといて、予想外の展開になって驚かそうと製作者側は考えたのでしょうが、本当にガッカリしました。
    アニメは見た当初は悟の声も俳優さんを使ってたので若干下手な感じがしたし、原作を一部カットしてるし、11話の展開が結構違ったので少しだけ不満でしたが、映画を見た後だとアニメが如何に素晴らしいのかがよくわかりました。今週のアニメ最終回がどんな展開になるのか楽しみです!!

  34. 匿名 より:

    映画のチケットを買って観る前にコメントを書いた者です。

    感想を言うと…管理人様とおなじで、こらは、酷い!原作まる潰し。
    悟の、「声に出てた」一度もなし!
    愛梨のいえが 犯人によって放火。
    もぅねぇー意味フメイ

  35. つぶつぶベジタブル より:

    はじめてコメントします。
    アニメから見て、気になって漫画を読んで嵌まりました。

    映画も怖いもの見たさで行ってみました。
    ホントに管理人さん同様の感想です。
    ただひたすら子役の演技に脱帽でした。
    映画も大ヒットして、盛り上がって欲しいけど、あれでは…残念です。

  36. 匿名 より:

    原作未読で映画みてきましたけど、かなり楽しめましたよ
    二時間があっという間でしたね。この手の映画は原作みないで映画だけをみるのが正解です。また、悟の行動が意味不明だと感じるのは単に想像力不足です。想像力を働かせ自分の価値観を全て捨てる事であらゆる人間の行動の意味が分かるようになります。

  37. 匿名 より:

    原作・アニメともしっかり観ています。

    映画、観てきました。
    映画版は、悟が勇気をもらった相手が白鳥潤から、八代によりウェイトが移ってると思います。

    リバイバルで自分がヒーローになろうとした勇気を与えてくれた八代先生のことを信じたい気持ちを持っていると考えれば、悟の自動車に乗りこむところや、最後に自殺を止めようとする行動が説明できるのではないかと思うのですが…

    ちなみに、理性では納得できてますが、感情的にはだいぶモヤモヤが(笑)

  38. 匿名 より:

    エンドロールで、「実際には動物に危害を加える撮影はしていません」という旨のテロップが出ました。
    ということは、一応スパイスのシーンは撮ったけどカットされたんですね。
    公開が春休みで大々的に宣伝するから子供も見に来る事への配慮かと思います。
    小学校の担任の先生が子供をシートベルトで固定して川に沈める、沈められた子供は植物状態…というのも、子供の観客への配慮で変更されたと思われます。
    大人の事情ってやつですね。

    八代先生はいい人の部分が強調されてましたし、悟がノコノコついて行ったのも、愛梨のことが念頭にあったからでは。
    雛月の未来を救おう、と言ってくれた先生を、自分を最後まで信じてくれた愛梨みたいに信じたかったのでしょう。

    加代の子供のお父さんも、まぁ誰でもいいのでは。
    きちんとした大人になって、幸せな結婚をして、大きなお腹を愛しそうに撫でる。かつて母に虐待されたトラウマなんか微塵も無い。
    それだけでいいのでは。悟が望んだのも、それが全てだと思うので。

    個人的にはサイコパスな八代が好きだし、及川光博だったらやってくれると期待していました。だから薄味の八代には正直がっかり。
    春休み公開の事情だと思えば、まぁそうでしょうね。
    彼もまた精神的虐待の被害者である、という一文は入れるべきだったとは思います。

  39. cherry より:

    救った同級生の妊娠。
    こんにちは。
    私は全く漫画も原作も知らず、この映画が公開されて初めて『僕たけのいない街』というストーリーを知りました。
    なので皆さんとは全然違う視点で的はずれかもしれません。
    映画の中で疑問に思った点とかはいくつかありましたが、目覚めて救った同級生の妊娠については、逆に物凄く感動しました。
    自分が女性だからなので余計に思うのかもしれませんが、あれは、救われなかったら存在しなかったであろう命の繋がりだと思いました。
    最後に悟のお墓でその子が成長しているシーンも未来に繋がっていく命の象徴としのメッセージで感動しました。

  40. 匿名 より:

    あくまでミーハー映画であって原作ファン+ミーハーで収入を稼ぐための映画だと考えたらまぁ普通か、といった感じでした。よくわかんない雰囲気シリアスドラマみたいな。原作知らずに見に行く人はドラマデスノートみたいな適当な終わり方でも物語が終わればそれでいいみたいな人ですよ。細かい伏線はいらない。原作が素晴らしいおかげであくまで『ミーハー映画』としてはよくできた商業だったと思います。原作には失礼極まりないと思いますが。そういう世界ですよ。

  41. より:

    どうなんでしょう。
    終盤が駆け足過ぎてイマイチ面白くなかったのは同感です。

    あえて後半を擁護してみます。
    まず、雛月の妊娠の相手がに関して、悟ではない、とはっきり描写はされていない(巧妙に断定を避ける言い回しをしている)と思いました。
    『あんなに飛ばされたのに』という愛梨のセリフを引き継いでましたが、これは事故現場にいたこと、飛躍すれば『一緒にいたこと』を示唆していると解釈できますし。

    15年間の空白は、不親切ですね。描写不足で意味不明です。
    しかし、過去→未来の移動に関して記憶や変革の詳細なルールは、原作でも描写されていない(というより原作ではその必要がなかった)ですし、川に落とされた事実や犯人を知りながらなんもしなかったことについては矛盾とは言い切れないとは思います。
    もう『そうなったんだ』と思うしかないかと。

    わかっているのは、
    ・悟は植物状態にはならなかった。落とされたけど助かったのか、落とされた事実が無くなったのかは不明。
    ・八代は犯行を続けた。
    ・悟は八代に対して行動を起こしていない
    ・悟は漫画家として成功している(何故かアパートは貧乏なままだが)。
    ・愛梨と知り合っていない。(ピザ屋のバイトはしていない?)

    …うん。矛盾のない解釈は難しいですね。
    僕には無理でした。
    あー、もう、投げます。
    誰かに任せます。

  42. ヒロミ可愛い より:

    コメント全部読んでないけど自分が観てダメだったと思うのは

    ・省略した部分が大事なところが多すぎて話しがつながっていない
     (ヒロミが居ない点が一番おかしい)

    ・キャラが弱くなっている(特に母親とケンヤの特殊なするどさが無い)

    上記2点が特に変更点が多すぎて原作組には物足りないと感じる要因ではないかと思います

    車に乗る前に犯人と疑っていたのに素直に付いて行く様や橋から落とされる様子はみていて滑稽でしたね

    多分多くの方がおかしいと思ってる15年の眠りは橋から落ちた時点からの逆リバイバルだったと自分は解釈しています
    犯人を特定し未来の危機が去ったことによる変更された未来への逆タイムリープと考えれば見舞いに来たのがアイリでは無くて加代になっているのもぎりぎり納得です
    子供を抱えていたのはおそらく幸せ感を出すためでしょう

    原作組はおそらく再登校してからの丘?の上での加代のセリフも楽しみだったと思うのでとても残念な変更点でしたね
    「あの場所から連れ出してくれてありがとう 悟はあたしのヒーローだよ」

    アニメにも変更点が多くて残念でしたがそれでもアニメとしてはおもしろく観れてます、、、が映画は残念感しか残らなかったのが正直なとこですね

  43. 匿名 より:

    映画じゃなく、ドラマにすればよかったのに…

  44. 匿名 より:

    作者や主人公がタイムスリップなどの言い方をせず
    リバイバルと言っていることが肝なんじゃないかな
    タイムスリップとかだと 本人はそのまま昔に戻っちゃうから
    少年にならない
    だからリバイバルって考えになる訳で そこをごっちゃにしたら 話の前提が成り立たなくなるんじゃないかな
    この話の中での逆とは 早送りになるはずで 常に一本でつながっていないとおかしい
    そこを映画はいい加減にしてるんじゃないかなと思う

  45. 春休み より:

    変更や薄味は春休み公開のせいでは?のコメントを投稿させて頂いた者です。
    川に落ちた後も矛盾していないであろう事に気がつきました。

    まず一回目の交通事故の後、悟は小学校の時の連続誘拐殺人事件を覚えていませんでした。
    母が、(周りの大人達が)忘れさせようとしたから、と言っています。悟も危なかったのだとも。
    これは、「川で発見され一命をとりとめたけど、どうして川に落ちたのか記憶がない(ショックが強くて記憶が飛んでいる)→連続犯に狙われたのでは、と周囲の大人が推測した」ということなのでは。
    悟がトラウマを引きずらないよう周囲の配慮があり、その結果悟は川に落ちた事自体忘れていたのです。
    それがただの事故なのか犯人の仕業なのかは不明です。(勇気さんに会う前の悟は友達の中に入れない子だった→犯人の狙う子供像と一致している)
    その後悟は小学校時代にリバイバルし、真犯人の正体を知り、川に落とされて交通事故時にリバイバルします。
    小学校時代にリバイバルした悟にとって交通事故は「過去」ですから、リバイバルしても問題ないですよね。
    そこで目を覚ます前の悟は「川に落ちた事を忘れている悟」です。
    目を覚ました後は、真犯人に川に落とされた子供の悟だった中身が入っている(記憶を持っている)悟です。
    どちらにしろ、交通事故前は記憶がないのです。だから真犯人を放っておくのも、真犯人が悟を放っておくのも当たり前なのです。真犯人としても、同じ子供を狙うと足がつくかも知れませんからね。

    長々と申し訳ありません。
    考察を文章にするのって、難しいですね。

    1. 匿名 より:

      本人に、記憶が有る無いは関係無く、同じ歴史が流れるでしょ。
      だから、それだとやっぱり矛盾がある気がします。

  46. ニュートシ より:

    自分は
    見て特に悪くは感じなかった
    そもそも
    映画って
    非現実だから辻褄が合わないが
    前提で
    どの映画も
    突っ込みどころ満載です
    スーパーマンVSバットマン
    ちはやふる
    暗殺教室
    全部見たけど
    見方によっては良し悪しありますよね

  47. さわ より:

    前情報なしで映画を見てしまい想像以上にひどいなと感じました

    ここを先に見ておけばよかったです(笑)

    個人的には逮捕される直前に犯人は西園だと思うと伝えられたにも関わらず過去に戻ってから一度も西園という苗字に触れなかったところもすごく気になってしまいました

    原作を読んでいたからよかったものの知らない人は本当にわけがわからないでしょうね

  48. 匿名 より:

    原作ファンです
    嫁子が今日見てきたというので、結末を聞いて愕然
    他の方の感想を知りたくて、検索して辿り着きました
    尺的に色々はしょるだろうとは思ってましたが、結末まで変えてしまうとは・・・
    映画制作している時点では原作が途中とはいえ、ここまで違うのはチョット許容できません
    自分の地方では、アニメの放送はあと2回残っていますが、こちらも違うのですね

    原作、アニメ、映画でオチが違う作品は今までもいくつかありましたが、それぞれそれなりに良かった気がします
    僕街はTV放送まで見なくて良い気分です

  49. ミミ より:

    昨日観てきました
    納得いかない所が多く、一日中考えてしまいました(笑)
    結局のところ、パラレルワールドってことになっちゃうのかなあ。
    中西彩の事件を防ぐことができなかったことで、八代の犯行は終わらずに続いてしまい、バッドエンドの「現代」に戻ってきてしまった。
    もしもう一度リバイバルが起きて中西彩をも救うことができていれば、原作のルートに行けたのかも。
    目覚めた時に加代が当たり前のように病室にいた(=北海道ではなく千葉在住と思われる)ことから、加代のお腹の子の父親は悟なのかな。

  50. 匿名 より:

    今日観て来ました。
    大体の感想は皆さんと同じなので割愛。
    自分が特に気になったのは序盤のシーンで、石田ゆり子がハンバーグを散々箸で捏ねくり回した末に結局一口も食べることのなかった演技が妙に気に入らなくて白けてしまい、映画そのものを楽しめませんでした。
    これって気にしすぎでしょうか?

  51. 匿名 より:

    原作読まずに見に行きました。普通に途中までは面白いのでは。加世は普通に悟と結婚したと思いました。最後は無理矢理過ぎて確かに破綻してましたね。配役の石田ゆり子さんが藤原竜也さんの母親約役には見えないことが一番記憶になに残りました。

  52. 匿名 より:

    ドラマウロボロスを思いだしました、、、、
    原作、アニメファンの自分には
    とにかく声に出てたと妖怪めが一度もないのは残念でした。
    八代の蜘蛛の糸の描写もないので
    ただの変な殺人犯て感じでした。
    途中までは良かったんですけど
    子役は良かったなー可愛かった

  53. 匿名 より:

    原作をまったく読まずに見てきました。おもしろかった、おもしろくなかったで言えばおもしろかったですし、バッドエンド自体も原作を読んでいない私からすれば、映画のタイトル通りだなぁって感じです。

    ただ、皆さんもおっしゃる通り納得のいかない部分が、、、苦笑

    悟が先生に橋から突き落とされたところで、現代に戻ってきたわけですが、突き落とされた小学生の悟はどうなったのでしょう?事件の記憶をいっさい失くしたまま成長したとしても、八代先生が悟を殺すはずでは?なぜ悟を生かしておいたのでしょう?

    うーん、、納得いきませぬ、、

  54. zenn より:

    漫画はおろか、アニメ、映画も全く見ず、ネタバレonlyで本作を楽しませていただいた者です。精細な解説お疲れ様でした。
    確かに漫画、アニメに比べると、映画はおそらく物足りないでしょうね。
    でも多分このバッドエンドは意図してやったんだと思います。これから先、身近なところで事件、事故が起こったときに、また戻るんかいっていうツッコミ回避もあったのかもしれません。
    また、ムリクリ雛月妊娠させたのは、彼の正義の種が次の世代にまでつながっているよって言いたいためだけですね。
    映画観てないんで、どこまで丁寧な描写だったかわかりませんが、尺も苦しいだろうに1回目の雛月失敗 はマストとはいえ、ちゃんと描かれていたようでよかったです、
    別に関係者でも何でもないのですが、皆さん不評の先生との車滑落シーン、あれ実写だとクライアント問題とかあってシートベルトが外れないとか、そもそも車が海に落ちるなんてとんでもないってことになる訳です。
    悟が少年を救った事故直後に復活したのは、完全に尺の関係でしょうね、
    あそこでなければ少年は助かってるっていう確認ができないと考えたんでしょう。
    ただ、その後はしょうがないですね。尺、尺、尺です。
    ただ上の方でどなたか、復活後のアイリのリアクションがおかしいとありましたが、予告編観ると、本当に仮死状態が長くあったために、(つまりバイトもしてないので)アイリとは知り合いでもなんでもない(ただし悟は生きてる)という違った意味のバッドエンドの脚本があって、当初はそれで進めていたため、それ用の表情だったのではと愚考します。あのヒロインの女の子に1回オッケー出しといて、本が変わったから、もう1回とは、言えなかったのかもしれませんし、編集するまで忘れてたって可能性まであります。まぁ観てないんで、申し訳ないのですが、この大作をこの時間でっていうのは無理がありますよね。

    ところで御覧になった方に。
    本作でも藤原くんは、うわぁぁぁぁぁとかかましてました?

    まぁ誰も読んでないと思いますが、拙文の上長文、大変失礼いたしました。
    主のネタバレで、ものすごく楽しませていただいきました。

  55. 山田宏明 より:

    若い諸君が色々と真剣に論じているのは微笑ましいね。おじさんは、長年。SFを読んできたので、その立場から少し論じてみよう。この作品はSFでもあるので。
    「リバイバル」という現象の設定にそもそも、無理というか矛盾があるので、どういうストーリー、プロットの展開にしようと、完全に誰もが納得する話にはならない。これは、SFのジャンルで言うと、歴史改変、パラレルワールド、マルチバースものだ。しかし、タイムトラベルものと違うのは、「リバイバル」によって過去に戻る時、戻った時の自分に「変身」するという点だ。ウェルズの「タイムマシン」以降、大半のタイムトラベルSFは、現在の自分のまま、時間を超えていくのだが。もっとも、過去の戻ると若返るというSF作品もないわけではなくて、ケン・グリムウッドの「リプレイ」などは、「僕だけがいない街」のように、過去に戻ると少年になっていたりする。
     まあ、皆が言うように、映画では、少年時代の主人公が矢代によって川に突き落とされて、ピザ屋のバイト時代に交通事故にあって病院に入院している時の自分に「リバイバル」するのは、説明不足で、それまでのリバイバル現象とは異なっているね。矢代に首を切られて殺された主人公の墓参りに来た雛月が連れてきた子どもが誰の子かもよくわからない。
     恋愛小説として見ると、主人公が、雛月とも愛梨とも結婚しないのも、中途半端だね。独身のまま死んだようだね。
     まあ、ハッピーエンドでないのは、「過去の悲劇を救おうととしても、別の悲劇になってしまう」というのが、原作者の考えというか哲学なのだからしかたがないだろう。この考えは「タイムパラドックス」としては、それなりに面白い考え方だね。こういう考え方のタイムマシンSFもいくつかあるけど。
     まあ、青春ものとしては傑作だよ。テーマは「愛」だ。
     そして、映画が良かったのはなんといっても、鈴木梨央ちゃんの素晴らしい演技のせいだ。彼女は天才だ。だからこの映画は、藤原君や有村さんの映画ではなく、梨央ちゃんの映画なのだ。藤原君や有村さんのアイドルえいがだと思って見に行っている人が多いのだろうけどね。
     ちょっと難しかったかな。でもこれが大人の映画批評の「例」だよ。ではまた。

  56. Aky より:

    先程、映画を観てきました。
    アニメとは異なった終わりかただったので、まぁこれはこれで1つの物語の完結と捉えました。

    やはり映画となると、限られた時間内で納めなければならないと思うので、漫画やアニメの細かな部分は端折るしかないんですよね(博物館、給食費のシーン、八代の車の飴etc. 、ヒロミ君が出ないのは意外でしたが…)
    終わりまで眠る事なく観れたのなら、どんな完結だろうと良い映画だったんだなと自分は思いました。

  57. ルルーシュ・ランペルージュ より:

     私的には、リバイバルによって人が死ななくなる(自分がケガする程度)になるまでやり直させられる設定だと思っていたので、映画版は、原作エンドに至る前のリバイバルの失敗回だと脳内処理しました。(苦笑)

     原作の感動した内容として、主人公の関係者(雛月やヒロミ)を守ったことにより(元々は母親)、後世の八代の犯罪そのものまで抑制すること(後世の被害者も救済)に成功した悟の行動や言動が大きいんですよねー。

    まあ、実写映画化の残念仕様は想定内でしたが、原作の作者の監修(意向?)くらいは感じられる作品に収めてもらいたかったのが正直な感想です。

    きっと映画は、6月4日の外伝(仮)のプロモーションビデオですよ(汗)。

  58. 匿名 より:

    アニメ見て面白いと思って映画を見た者です。
    皆さんとだいたい同意見です。
    前半は良かったんですけど、悟が八代の車に乗ったあたりからおかしくなっていったと思います。
    なんで自発的に犯人と思われる人物の車に乗って、自発的に降りて八代についていったんでしょう?これでは、殺されに行ってるようなものだと思うのですが…。
    湖(?)に落とされた後に、突然最初の入院してるところに戻っていましたが、そこもつっこみどころ満載です。
    まず、愛利がいたはずのポジションになぜ加代がいるんでしょう?しかも妊娠してる!
    そして、悟と愛利が面識がないということになっているのも疑問です。悟は漫画家として成功しているからピザ屋でバイトすることもなく愛利とも会わない、ということになっているなら、悟はそもそもなぜ事故にあったんでしょう?ピザの配達途中に子供を助ける為に事故にあったはずなのに。
    悟が自殺しようとした八代を止めようとして死ぬっていうのも…「僕だけだいない街」という言葉の解釈が間違っていると思います。
    まだまだ言いたいことはいっぱいありますが、文章力がなさすぎてまとめきれません(涙)
    とにかく、説明不足です!後味悪すぎ!!

  59. 山田宏明 より:

    この映画版は、パラレルワールドものなのだから、悟が16年間も植物人間状態になってそれから目覚める、という原作と違っていてもおかしくはない。
     八代によって橋から川に突き落とされた時点で、次元シフトが起き、成人として目覚めた世界には、愛梨は存在していないので、病院に雛月加代が見舞いに来ていてもおかしくはない。「愛梨がいない世界だ」ということは、橋の下で雨宿りのために出会った愛梨が悟をまったく知らないということからも明らかだ。
     ただ、皆さんが言うように、悟がピザのデリバリーの途中で車にはねられ、意識不明となって入院しているのは、どうみても船橋の病院。成人した加代は北海道にいると考えるのが自然で、船橋に現れるのは不自然だ。誰かが北海道の彼女に悟の事故を連絡したのか。事故の模様を知っているのもおかしい。この世界では、愛梨ではなく、加代が悟とともに、船橋のピザ屋でバイトしていたのか。
     最後の2016年の悟の墓への墓参りのシーンは、場所はどうみても北海道だから、ここに加代がその子供とともに登場するのは、船橋の病院のシーンとは矛盾するね。
     妊娠や子どもが登場したのは、誰かも言っていたように、悟の奮闘で、幼いころに死なずに成人できた加代が、次の世代につながる子どもを産んだ、ということで、未来への希望を表したかったのだろう。
     加代を演じた鈴木梨央ちゃんの名演技がこの映画のすべてだと思うよ。八代に殺された後、母親が、彼女の遺品の赤い手袋と、悟のために編んでいた青い手袋の入ったポリのゴミ袋を捨てるシーンは、加代の「短くて薄幸な生涯」を象徴しているようで、それを見た悟が絶叫するシーンは心に残るね。こんな無母親はいないと思うが、赤ちゃんを虐待死させる親のニュースがいっぱいあって、本当にこういうひどい母親もいるような気になるね。
     映画は、不幸な人を救うために、自分を犠牲にした悟の勇気を称えたかったのだろう。墓参りのシーンで、誰もなげいていないのはそのせいだ。加代が悟に「あたしをあそこから抜け出すさせてくれてありがとう」と悟に礼を言うのもそのためだ。「愛は次元を超えても貫かれる」ということだろう。これが映画が若い人にアピールしたかったことだろう。

  60. 山田宏明 より:

    つまり、キリストが言うように愛の本質は「自己犠牲」「無償」だとこの映画は言いたいのだろう。母親の子どもへの愛がそうであるように。母親を救うために、雛月加代も救うひつようがある、と奮闘した悟は、いつしか、この「とても不幸で愛から見放されていた少女」を幸せに導くことに全力投球するようになったのだ。その結果、雛月は連続殺人鬼、そう八代の魔の手を逃れたが、自らが八代の犠牲になったのだ。アニメ版では八代も子供のころに虐待に遭った「不幸な無少年」だった、とされているが、映画ではそこまでは描き切れていない。
     悟は、雛月やほかのふたりの少女、自分の母親を八代から救ったことで、満足し、自分が殺されたことにそう強い不満は抱いていなかったようだ。「あいする者を救えて、幸せだ」と思って死んでいったと思われる。
     よしんば悟が死なない想定にしたとしても、この世界には愛梨はいないし、雛月も誰かと結婚して子どももできているし、これ以上の物語を描くことは困難だったろう。コミックの原作がどういう結末になるのかはまだ知らないが。
     不幸な少女の人生をこれ以上はない演技で実感させてくれた鈴木梨央ちゃんと、初々しく純粋な少年の成長を瑞々しさいっぱいに演じてくれた中川翼君の「ふたりの小学生」の熱演に敬意を表したい。

  61. 匿名 より:

    原作、アニメを知ってる者から言わせてもらうと突っ込みどころ満載過ぎた。

    ヒロミいないし、声に出てたもないし、雛月の悟の家で食べる朝食で泣くシーンあったけど短いし、
    中西彩ちゃん誘拐されてるからつまり死んでるし、もう他にも色々あるけど不満だらけ、原作改変するとまー改悪になるね。

    良かった所は子役が良かった、子供に癒された。

  62. ねーちゃん より:

    原作もアニメも見ていませんし、映画の内容も映画館でやっていた予告編ほどの知識しかありません。

    皆さんが不満不平を言っている、どのセリフがなかったとか、誰が出ていなかったとか、そういう不満がまったくなかったので、原作もアニメも見ていなくて本当に良かったと思いました。

    主人公が亡くなった最後については、あまり好きなラストではありませんが、雛月ちゃんが子供を生んでいて、そこに救われると言うか、そんな感じがしました。

    んもうーあっけなく死んじゃって、ばかなの?w

    とか、そのくらいの感じで(笑)

  63. むさし より:

    実は前知識なしで映画を観たんですが、ちょっと感動しちゃたんですよ。特に前半は子供に弱いもんで。笑ったり泣いたりするだけで、心が動かされる。子役の子の演技は凄いですね。後半のストーリーは首を傾げますけど、面白い映画を観たというのが感想です。役者さんたちの演技でカバーしてました。
    漫画やアニメと関係ないおばさん集団が面白かったと言っていたので、原作知らない人なら、面白いと感じる人は多そうです。

  64. ニコ より:

    映画のアピール文句に「50社以上のオファーが殺到した映像化権争奪戦を経て」とありますが、実際は「先手必勝で獲得。映画化の権利を取得した後には50社以上のオファーがあった」と公言していますね(映画公式HPのニュースにて)。意味合いが全然違うので、この謳い文句だと詐欺まがいですよ。

    悟が最終的にああいった形になってしまったのは、脚本のオリジナル部分づくりの際に、春名プロデューサーの「悲劇でもいいんじゃないか」という発言が元のようです。『僕だけがいない街』というタイトルを回収しようとした苦肉の策なのでしょうけど、人を死なせれば観客は泣くし、それを感動と思わせるような運びにするとは随分安易な道に走ったものだと思いました。

    また緻密な伏線が魅力の1つなのに突っ込みどころ満載の破綻したストーリーとは、原作ファンとしては、原作を知らず映画だけを観た人に「僕街って、こんなものかぁ~」と思われてしまうのが、悲しいし悔しい。僕街の魅力、面白さはこんなものじゃないんだ、と切実に思いました。
    まぁそれはアニメの最終話でも思ったわけですが。

  65. ニコ より:

    ↑と、実際に映画を観ずにここのページだけを読んで思っていたのですが、実際に観もせずにどうこう言うのもおかしいかと、また小説版の二次創作っぷりを読んで気が変わったので、映画を観に行って来ました。

    期待して観るのと期待しないで観るのでは印象の差が有るでしょうし、ストーリーの展開を知ってしまっているのである程度の落胆を覚悟で観るので純粋には観れてないでしょうが、全体を通して映画版は決して悪くはないし、この尺によくぞ纏めたものだと感心しました。そして映画オリジナルの良いシーンも有るし、二次創作の映画単体としてみると、普通に良い作品だと思います。

    インタビューから察するに、アニメも映画も小説も三部先生は「自由にやって下さい」とその人の作家性が出た作品になることを望んでいたようです。ただ読後感は大きく変わらないように、と。そう考えると派生作品は全て二次創作物であり、それぞれの作家性を感じながら楽しんだ者勝ちという気になってきます。あとは個人的に好きか嫌いかってだけで。

    映画の悟は残念なことになってしまいましたが、映画版の読後感はアニメ版の読後感よりも原作に近いように感じました。
    アニメ版は着地点は同じにしたいとラストシーンの事象こそ同じでしたが、印象がだいぶ違って感じたのです。それが映画ではオリジナル分岐後の途中でそのシーンが有るわけですが、印象はこちらの方が原作に近いし、原作のあのシーンの後、きっとこんな会話が交わされたのだろうという程の良い会話でした。悟を知らない愛梨が、本人を知らずとも作品に表れた人柄に勇気付けられるというのが素敵です。

    また悟が描くならこういう作品というのがイメージ通りで嬉しかったです。
    落下後のウインクや「ギャラクティカソード」等、悟が超越存在にブレてしまったアニメ版よりも悟の人物像を的確に捉えていたようで好印象でした。

    映画は原作の人物像を的確に捉えて、サスペンスよりも人間ドラマを主軸にしているようですね。

    原作の魅力の1つである緻密な伏線や引きは、他に入れるべきエピソードのため優先順位が低くても仕方がないかと。ただ破綻部分がフォロー不可能なレベルだったのは残念でした。この破綻が作品の評価を落としてる気はします。

    とはいえ原作と映画オリジナルの繋ぎのこの部分を除けば、原作再現もオリジナルシナリオも非常に良くできた映画だと思います。

    原作再現パートは、アニメの場合は何を削るか、映画の場合は何を拾うかって感じでした。エピソードのチョイスや表現もアニメと映画で違っていて、監督や脚本家の考え方が出ているようで面白かったです。

    必要なエピソードは大体入ってたと思います。アニメ版では完全に切られてた賢也父の話が別の形で入って澤田さんが活用されてたり、とても上手くまとめて来たなぁと感心しました。

    本当の小学5年生だったら、八代が犯人だと信じたく無いがために後先考えずに車に乗り込むは有りそうだし、中川君の演技からもそれは感じ取れるんだけど、中身は29歳の決して馬鹿ではない大人の設定なのだから、やはり展開的におかしく感じました。
    未来が変わって加代と結婚したのなら、妻が見舞いに付き添っててもおかしくはないけれど、どうとでも取れるような曖昧な会話で、何故加代が病室に居るのか結局よく分からない。悟が救った加代が次代に命を紡いだというのは外したくなかったのだろうけど、ヒロミの存在そのものを消してしまったので曖昧にするしかなかったのでしょう。
    そして最大の破綻がバイト中の事故に遭ったはずなのに、愛梨と面識が無いという事。
    悟は溺死をどう免れたか、何故殺されずに生きながらえているのかも謎のまま。

    一番細心の注意を払わなければならない、原作再現と映画オリジナルの繋ぎ目がフォローしきれない破綻だらけなのが本当に残念でした。その後の映画オリジナル部分は悪くなく、むしろ良いシーンも有るだけに非常に勿体無かったです。

    あと気になったのは犯行動機の「救済」。小説版の要素を取り入れたのでしょうが、蛇足感が強かったです。ところで、このサイトの小説版ページは未だなのでしょうか?小説版を読んだ他の人の感想が知りたくて心待ちにしているのですが…。

    タイトルを回収する為だけに、悟が死ぬはめになってしまったのが本当に残念に思います。
    無理にタイトル回収しようとしなければ、また違った面白い映画になっていたのではないかと思います。

    ともあれ気になる箇所は多々あれど、全体的に見て良い映画です。
    上映回数がだいぶ減ってしまいましたが、未だ辛うじて上映館は残っているので興味のある人は試しに観てみては如何でしょうか?
    ちなみに私はハッピーマンデー割引という制度を利用して1,100円で観てきました。映画館によって割引制度が違うので、ネットで調べてみると良いですよ。1,800円だと気が乗らないけど、1,100円なら観てみようって気になりません?

  66. ひろくん より:

    アニメを見て映画を見ました。
    みんなが言うとおり後半の感動が無さすぎだったけど、実写版として、配役の適役として楽しめました。
    けれども、私が一番残念なことは、主人公が死んでしまったら「2」が作れないじゃないですか。
    「リバイバルして人生を変える」ってわくわくしますよね。予告的なもので「今度は何だ!」なんて続編を期待させるものが欲しかった。

  67. シネマ より:

    こんばんは。
    興味深くサイトを拝見させていただきました。
    多くの人とは異なり、自分は映画で初めて知ったという流れで、原作・アニメを知らなくても作品を中盤まですごく楽しめましたし、終盤の展開と結末は納得できないところは同じでした。
    ただ、その不完全燃焼故に、アニメ・原作に手を伸ばせたので、映画は素晴らしい原作に引き合わせてくれた意味では感謝しています。

  68. 匿名 より:

    ようやく見てきましたが、とりあえず良かった点は
    子役が良かったですね、ドラマ的には幼少時代をメインに添えようと
    したんじゃないでしょうか尺的に

    でも客を集める為には、藤原有村が必要だったのかな

    アリサに関しては漫画でも(アニメは見てないです)
    リバイバル繰り返すたびに存在感が薄まりますから
    悟が記憶を呼び戻す為のキーでしかないとおもいますので

    ただ子供の頃に八代に橋から落とされて
    現在に戻ってきた件が、よくわからんですね
    植物状態じゃなかったのかよ

    冒頭の事故後の時系列なら
    描かれないだけで、別の時系列が存在してるのか
    最初に子供の時代から戻った時も
    別の時系列なのに記憶が更新されてないとすると

    悟が知らない記憶があるのでしょうけど

    ラストは、あれはあれで良しだと思います
    ただ、そこに至る部分がねー

  69. 匿名 より:

    なんだかなあ・・・・。原作アニメファンの次女は熱くあのエンデイングは何?

    題名と違うじゃん・・・。

    おかあさんは妖怪めと主人公が言うくらいさとるの化けもんみたいな怪しさがない。綺麗で若いおかあさん・・・。

    子役のけんやくんは、もっとかっこいいと、怒る次女。

    尺の関係上色々詰め込めないのは分かるけど。もう少し何かあったのでは?

    先生役のミッチー、ちょっと小学生の先生の頃、少し老けた感じが否めないのと、目的が、単なるシリアルキラーの言い訳に見えちゃうし、薄っぺらい解釈だよなあ・・・

    色々、突っ込みどころ満載でしたが・・・。

    もう封切り終わる頃に見に行ったのですが。横の二人連れの20代の女友達らは、感激してたようで・・・・。色々見方があるんだなって・・・。

  70. 匿名 より:

    今更ながらDVDをみて、後半は原作うんぬん以前に意味不明。

    原作は意識のないまま病院にいたので矢代が手を出せなかったと解釈できるが、
    15年の空白が記憶がなく事故で蘇ったという流れにする時点で、記憶が戻らないうちに口封じで矢代に狙われるのが自然。

    同じ人間を狙うと怪しまれるってコメントあったけど、いつ記憶が戻るか判らない悟をほっといて他の子への犯行続けるなんてありえないだろ。

    矢代に原作同様のサイコ感があり記憶を戻るまで待って矢代から行動を起こすというのならまだ判るが、悟に犯行現場を押さえられってエンディングへってマヌケな犯罪者としか映らずチープすぎ。

    映画の不出来は尺の問題でもないと思う。

    省くなら加代救出を1回で切り上げ、火事うんぬんも省く。

    次の犯行でヒロミもしくは他の子へ話は映る助ける過程で矢代と対決し植物人間に。

    現代に戻り、意識を取り戻した悟を矢代が危機を感じて再会。

    あとは適当に映画進行で原作と話を変えてもいいので、尺内に上手くまとめる事ができたはず。

    原作同様、時系列が一致しない愛梨と出会い、未来につながる様に終わり方するもよし。

    佳代と結婚していて子供ができているって話にするもよし。

    あえてバッドエンドにしたとしても、話の進行に矛盾がなければ、原作とは違った、良い作品にする事ができたのでは?

    あきらかに原作を見ずに終りを考えずに創りはじめて、もう尺無いやで、投げやりにやっつけ仕事したか、わざと原作の良いところを無視して意味不明な悪い作品を創ろうとしたとしか思えない仕上がりでしたね。

  71. 匿名 より:

    犯人バレバレだけどそんなのはどうでも良い。傑作気風だったのに、主人公が刺された瞬間に駄作感が

  72. 5点 より:

    漫画を実写にすると必ずクソみたいな改変してくる脚本家や監督がいる

    まさにこの映画もそう、本当にひどい

    多少のカットはしょうがないとしても悟の勇気ある行動があとあとの犯人の犯行をストップできてなく、雛月しかすくえてない、ラストで犯人の心を救えないどころか主人公が無意味に死ぬ

    感動すべき点についての描写も何もなされてない

    尺の使い方はもっと使いようがあったように思える、アニメのラストくらいには出来たと思う

    この映画を見て原作を読もうと思うだろうか、思うわけがない

    実写化が可能だっただけになぜストーリーを意味不明なものに変えたのか腹が立つ

    このクソみたいな感性の監督と脚本家にはもう実写化に手をつけてほしくない

  73. 匿名 より:

    映画では
    八代より悟の方がイカれてる

  74. 匿名 より:

    本当にひどいオチだった
    大体、橋から落とされてどうやって助かったのか説明ないし、生き残った悟を八代が何故放置しているのかも解らない
    記憶がないとしてもあの八代が放っておくとは思えない
    まあ、映画の八代は別人だが
    原作の八代はあんなサイコパスの殺人鬼なのに最終巻読了後なぜか憎めなかった
    なのに映画の八代はサイコパス気取った薄っぺら野郎で全く好きになれなかった
    原作知らなければ楽しめるという評価も有るようだけど、原作知らないと理解が追いつかない圧縮しすぎたシナリオ
    で、結局映画鑑賞後に原作読めば映画のシナリオが如何にクソか露呈してしまう
    アニメのラストも圧縮しすぎて物足りなさはあったけど、それでもまだ納得出来るものだった
    でも映画の方は原作の宣伝以上の価値は無い

  75. 匿名 より:

    この実写に限らず、原作アニメとは違う、しかもこの場合はバッドエンド。展開は誰得って感じだよな。こういうのは批判されても仕方ないし、むしろ批判されるべき
    ついさっきバッドエンドの情報聞いて見に来ただけだけど、ホラーもバッドエンドも嫌だから見送ろう。最近はあなたのようにネタバレ感想を書いてる人が珍しくないし、見ようか迷ってる初見にとって非常に助かります。
    長々と書いたけど要するに、映画糞で俳優がかわいそうで、映画の説明してくれた管理人に感謝、ってことです。

  76. 匿名 より:

    デスノート見たく前後編にして、前編を事件編としての最初(大人悟)を描いてその後リバイバル。
    八代に車ごと沈められてエンディング。
    後編を解決編として意識不明から回復して八代と対決。
    としてれば尺の問題もなく綺麗にまとめられて良い映画として作れただろうに。
    良い素材をどぶに捨てるようなことして楽しいか?この監督。

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