僕だけがいない街のタイトルのフォント、及び、アニメサブタイトルのフォントが
明朝体とゴシック体が混ざっており、何やら意味深であると話題です。
ということで今回は、フォントを解析して、どのように明朝体とゴシック体が混ざっているのか、
そしてフォントにどんな意味があるのかを考察していきます。
ちなみにですが、明朝体とゴシック体は正確には、
「モリサワ」の『A1明朝』と『中ゴシックBBB』がベースに使われており、
さらにそこから滲ませたり多少加工を施しているそうです。
参考:「僕だけがいない街」のロゴフォントを調べるとリバイバルできる | YLCL -ユリクリ-
「僕だけがいない街」のフォント
これが「僕だけがいない街」ロゴフォントです。
これを以下の『A1明朝』『中ゴシックBBB』と見比べます。
すると、「僕だけ」と「が」の点と「い」の左側が明朝体で、
後がゴシック体となっていることが分かります。
このように、アニメについても、
どのように明朝体とゴシック体が使われているのかを見ていこうと思います。
ちなみにですが、これはTwitterで見かけたこちらの方が第一人者のようです。
「僕だけがいない街」のロゴは明朝とゴシックが混ざってて面白いなと思ってたけど、サブタイもそうなってるのに気づいて過去の全部見返してみたらこれは意味深…歴史の改変度が表されていそう。 #bokumachi #僕街 #noitamina pic.twitter.com/I6TtBK6gge
— 天狼星 (@tianlangxing) 2016年1月28日
私のは二番煎じになってしまうのですが、
どうかご了承下さい。
各サブタイトルのフォント
判別が付きにくいややこしいものもありましたが、
一応何回か確認したので間違いはないかなと思います。
まとめるとそれぞれの画数は次のようになります。
- タイトル
- 明朝体:27画
- ゴシック体:21画
- 1話
- 明朝体:23画
- ゴシック体:0画
- 2話
- 明朝体:11画
- ゴシック体:1画
- 3話
- 明朝体:10画
- ゴシック体:2画
- 4話
- 明朝体:15画
- ゴシック体:3画
- 5話
- 明朝体:11画
- ゴシック体:5画
- 6話
- 明朝体:7画
- ゴシック体:8画
- 7話
- 明朝体:5画
- ゴシック体:17画
- 8話
- 明朝体:5画
- ゴシック体:23画
- 9話
- 明朝体:5画
- ゴシック体:19画
- 10話
- 明朝体:3画
- ゴシック体:24画
- 11話
- 明朝体:1画
- ゴシック体:11画
- 12話
- 明朝体:0画
- ゴシック体:16画
サブタイトルに意味はあるのか?
では、このサブタイトルの明朝体とゴシック体にはどんな意味があるのでしょうか?
全て明朝体だったものが、
徐々にゴシック体の画数が増えてきて最後には全てゴシック体になっています。
パッと思いつくのは歴史が変わる様子を表しているということですが、
個人的にはそこまで深い意味はなく、遊び心というか、
作品タイトルのフォントに合わせた演出といった側面が大きいと思っています。
しかし実は、明朝体とゴシック体の画数をそれぞれ合計すると、
なんと…
明朝体:96
ゴシック体:129
…このように、期待しましたが、特に画数の合計は関係なく、
ゴシック体の増え方も、一定の割合であったり、一定の画数であったりするわけでもありません。
アニメの内容と見比べても、加代を保護することが出来た9話では、
ゴシック体の画数は増えず、むしろ全体に対するゴシック体の割合は減っているため、
歴史の改変度を表しているというわけではなさそうです。
というわけで、サブタイトルのフォントについては、
「僕だけがいない街」というタイトルのフォントに合わせた演出という感じで、
深い意味は無いのかなと思います。
タイトルのフォント自体には、
歴史が変わっていく様子を表現しているのかもしれません。
もし、フォントについて発見したことがあったり、
前半で解析したフォントの判別の間違いに気付いた方がいれば、
是非コメントにて教えて頂けると助かります!
はじめまして
偶然、アニメの1話を見て、続きが気になり、検索をして、ここに辿り着き、コミックを購入してしまいました
サブタイトルのフォントは、悟がリバイバルする前の違和感を表しているのかな?
と、思っていました
この前までやっていた、僕たちのアジトも、違和感を探せでしたから
録画したアニメを何度も見ているうちに、アニメはアニメの良さがあるかな
と思い出しています
DVDも買ってしまいそうです
では、アニメの考察楽しみにしています
どうもです
アメリカからいつも楽しみにして考察見てますw
フォントには最初から少し違和感と感じたのですが、この記事を読んでなるほどと思いました。
話は変わるのですがopで悟が屋上で銃で打たれるシーンがありますよね?よく見たら悟のメガネが壊れるのですが、実はその破片に犯人映り込んでますw
悔しながら最終回で気づいたのですが、また2話を見返しても映ってましたw
Opをちゃんと見れば分かったんですね〜
誰かに言いたくてここに書いてしまいましたw
僕街はアメリカでも人気で「ERASED」の愛称で親しまれています。「消えた」、「消えてしまった」の意味で納得なのですが、僕だけがいない街とちゃんと訳してもらいたかったですw
長くなりましたが、最終回の感想待ってますー
過去と未来と今いる悟の現在
悟の周囲の歴史や記憶の違いって妄想してる
なんだかいつも違和感を感じていたのを
この考察を見て
納得しました(>_<)
そして、ぞわ〜っと鳥肌。
改めてアニメなりの
こだわりがあり
本当にいい意味で
ゾクゾクさせてくれて
こんなに考えさせられ
何度も繰り返し見るアニメ
そして、マンガは久々です!
昨日でアニメも最終話になりましたね(;;)
アニメの感想、考察も
読ませていただきますね(*´`)
こんにちは。いつも拝見させて頂いてます。
文字の色について疑問が残りますが、なにかそれにも仕掛けがあるのでしょうか?
なにかあればそれも教えていただきたいです。
アメリカから…さんの、opで眼鏡の破片に犯人が映ってるのコメントを読ませてもらって、今、確認しました!
「本当だ~!」と叫んじゃいました(心の中で^^;)。
皆さん、本当に細かいところもよく見てらっしゃる…
フォントも、そんな所までこだわって書いてらっしゃったなんて、と改めてすごさを感じました。サブタイトルは画数もいろいろなので、改変度を正確に表してると言うよりは、悟によって、少しずつ過去が変わり、未来が変わっていっているというのを表したいだけじゃないでしょうか。タイトルも左から右へ変わっていっているので、同じようにあわせただけという管理人さんの意見に賛同です。
この作品のキーワードは「違和感」ですよね〜。
私はたまたま見たテレビの宣伝でタイトル見た瞬間に違和感を感じ、気になって気になってアニメを見てしまったクチです。
きっと他にも気づいていない違和感のトリガーがあるんでしょうね。
私はアニメエンディングの悟の歩いているシルエットのシーンが前に進んでいるようで後ろに向きに歩いているように見えて違和感を感じているんですが、あまりそういった意見がないですね・・・。
皆さん初めまして
アニメを見て原作に興味を持ち、一挙に7巻まで買ってしまった者です
今から最終8巻が出るのを楽しみにしています。
ところで・・・話題の「混成フォント」ですがよく見たらアニメのみではなく
単行本のタイトルからしてそうだったんですね!
未読ですが雑誌掲載時もそうだったりして?
既にお気づきの方が居られましたら失礼!先刻気が付き興奮気味に書いてます(^^;
詳しい考察、とても楽しく読めました。
本当に素晴らしい作品だと思います。
ちなみにサブタイの色ですが、
悟と八代が二人きりで会っている回のみ赤文字になります。
もはや皆さんお気づきかと思いますが、ぜひそれも踏まえてまた見てみてくださいw