僕だけがいない街Re【雛月加代】外伝のネタバレ・感想

お久しぶりです。

僕だけがいない街の外伝が新たに連載が開始したので、その内容について書いていきます。

恐らく、毎回1話毎に人物が取り上げれられて本編の補完がされるのだと思いますが、
外伝の1話目は加代の話です。

本編のような緻密な伏線があるわけではないので、
考察というよりも感想になりますし内容も少ないですが、ぜひご覧ください。

スポンサードリンク

僕だけがいない街Re【雛月加代】のネタバレ

  • 「悟が意識不明の重体になった」という八代の言葉により悲しみに包まれる教室
  • しばらくして悟が一般病棟に移ったため、お見舞いに行く加代
  • 普段の陰鬱とした表情とは打って変わって、病室に入った途端に明るく悟に話しかける加代
  • 中学に上がってもずっと悟のお見舞いを続ける
  • 美里がきっかけで募金活動をする加代以外のメンバー
  • ある日加代がお見舞いに行くと悟はいなくなっていた
  • ケンヤづてに佐知子から手紙を受け取ると、そこには「悟への献身的な行動に対する感謝」と「加代自身が前に進むことを鼓舞する内容」の言葉が綴られていた
  • 悟と夏に行こうと約束していたクリスマスツリーの場所で一人明るい未来へ踏み出すことを決意する

感想

加代の思いが何とも痛ましい話でした。

特に病室では気丈に振舞っていた加代が、外ですれ違う人に振り向かられるコマ、
そして次のページで泣きじゃくる加代の絵、これらは三部先生ならではの表現ですよね。

このシーンは心に来るものがあります。

本編では加代がいきなりヒロミと結婚していたことに納得がいっていない人もいたかと思いますが、
今回の話で溜飲が下がったのではないでしょうか。

佐知子も最初は悲痛な表情をしていますが、
次第に生気が戻ってくる様子を見ると、加代にだいぶ助けられたんだなと感じますね。

募金活動やクリスマスツリーに一人で行くシーンなど、
本編にチラッと出てきた絵の回収もありましたし、良い外伝だったと思います。

あとがき

以上、僕だけがいない街Re【雛月加代】のネタバレ、考察についてでした。

今回は加代の話でしたが、
サブタイトルの付け方や話がきちんと完結していたことから考えると、
次回から毎回違う人物が取り上げるのかなと思います。

取り上げられるとしたら、
ケンヤ、佐知子、澤田、アイリあたりでしょうか?

外伝で単行本が出ることを考えたら、
あと4話~5話くらいは続くのかなと思います。

今回みたいに本編と違って考察することがない分、内容は少なくなるとは思いますが、
是非引き続きご覧頂ければ幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク

コメント

  1. ガッサン☆ より:

    管理人さん
    お久しぶりです(^人^)
    そーでしたか、本日はエースの発売日で
    僕街 外伝連載でしたね。
    すっかり忘れてました…>_<…

    本当に、内容からすると、あと5、6話って感じでコミック 一巻分ですね。
    引き継ぎ、外伝のネタバレ楽しみにしております(^ ^)

  2. より:

    空白の時間が語られ、なんだか答え合わせな感じで良いお話でした。加代の心情も切なくて…。

    ただ、佐知子母さん、充分心情は理解出来るんですが、少し独り善がりかな…。これは、リバイバル前の最初の時間軸で、悟から事件の記憶を消そうとした時もそうなんですが…。自分は、佐知子母さんを愛情深く思慮深い、高い知性を持った素晴らしい女性だと思うのですが…。自分が善しと思うとそこに突き進んでしまうというか…。リバイバル前の悟に何でも自分勝手に決めると思われていた部分。ひょっとしたら離婚の原因もこれかな、なんて。勿論、柔軟性が無い訳ではないでしょうし、人の言うことに耳を傾けない訳でもないのでしょうけど。

    当然ですが、誰しも欠点はあるものですし。悟の場合だと、思い詰めた時に現れる度を越した攻撃性でしょうか。(角材やスタンガンや佐知子母さんが殺された後通報とかの前にぶっころす発言とか…) 目覚めた後、この性格は直っているのでしょうか。

    佐知子母さん、加代のことを思ってなんでしょうけど、少し余計なお世話というか、加代にとっても生きていく上での張りだったんじゃないかな…。もう少しだけ気が済むようにしてあげていても…。

    でも、それらも全て理解し、乗り越えていける加代の心の強さも素晴らしいと思います。

    因みに自分は悟と愛梨が結ばれるのが自然だと思っていて、仮にどこかで万が一、悟と加代が付き合うような時間軸があったとしても、几帳面な加代とアーティスト気質の悟とでは最終的には上手くいかない気がしています。

    8巻の後書きからすると、残りは佐知子母さんと大人賢也なんですかね。来月が楽しみです。

  3. 読者 より:

    管理人さん

    僕街は勿論のこと、このブログの記事も毎回とても楽しみにしております。もはや自分の中で、僕街とブログはセットで楽しむものとなっています。

    ところで今回の雛月の回ですが、最後が「明るい未来へ」で終わっているので、ヒロミと雛月の子供の名前が未来なのも、これに由来しているのではないかなあ、と思いました。

    ちょっと気付いたのでコメントしてみました!

  4. かずお より:

    雛月編解説ありがとうございます。次はケンヤ、佐知子は鉄板ですが、対抗馬でヒロミに大穴で美里が来ると思ってます。アニメ設定からの逆輸入があるのかな?と。ヒロミ編は一歩踏み出す雛月編の補足として必要です。ヒロミ編の導入にはケンヤ編が欲しいでしょうし、ケンヤは悟が最期に助けようとした美里も、ヒーローの意思を引き継ぐ者として説明したのかな?と。特に美里は雛月編の中でも雛月の行動をある程度把握していたみたいで、秘密基地仲間の雛月代役として募金活動などの提案しています。そんな彼女の心理描写も書いて欲しいな?と予測しました。もうすぐで外伝2話の発売日、待ち遠しいですね。

コメントを残す