アニメ9話の感想・原作との違い

アニメ僕だけがいない街9話の概要や感想・原作との比較についてまとめていきます。

9話もカットされるシーンは多かったですが、重要なところは丁寧に描かれており、
アニメならではの表現が冴えていたので満足でした。

ただ、これを書いている時点で原作の最終話掲載分のヤングエースがKindleで読めると知り、
急いで書いています。

なので、いつもより少し雑になっているかもしれませんが、
どうかご了承下さいm(__)m

では、9話の概要から話していきましょう。

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アニメ9話の簡単な概要

  • 佐知子、悟、加代で雛月家に行き、雛月母と対峙する
  • 児童相談所は雛月母と接触することができ、加代を保護することに成功
  • 加代は祖母の家に引き取られることになった
  • 中西彩とヒロミを助けるために、中西彩と仲良くなろうとしたり、ヒロミを一人にしないようにしたりする
  • ケンヤとヒロミに連続誘拐犯のことを話す
  • 美里が教室で一人ぼっちになっている描写

原作との比較

※この項目は重大なネタバレしているので原作未読の人はスルーして下さい!

今回のアニメ9話は、
原作4巻の最後から5巻の半分くらいまでで、24話~27話辺りまででした。

アニメは残り3話で、原作2巻と半分です…。

今回の原作との変更点としては、
3つ程気になりました。

  • アイリと駅ですれ違うシーンカット
  • ケンヤとの会話を大幅にカット
    • ケンヤがユウキさんを警戒していたこと
    • ケンヤの父親の話
  • ユウキさん宅のシーンカット

アイリと駅ですれ違うシーンカット

原作25話冒頭のアイリとすれ違うシーンや、
「もうあの2006年には戻れない」という場面はカットされていましたね。

駅での描写は原作では重要な布石となるシーンなので、
残念です…。

恐らく、このシーンが回収される話(39話)は
アニメではやらないのでカットという感じでしょうか。

ケンヤとの会話を大幅にカット

ケンヤがユウキさんを警戒しており、元の世界では、
「ケンヤが雛月とユウキさんの接触を警察に証言し、それがユウキさん逮捕につながった」
というのが明かされるシーンがカット。

そして、隣のC市で起きた殺人事件との話と、
その事件の容疑者の弁護士をケンヤ父が務めているという話がカットされています。

ユウキさん宅のシーンカット

カットというか、3話でまとめられていたという感じですね。

中西彩の話は、
ユウキさんが自分の父親を犯人じゃないかと疑っているということに繋がるシーンでしたが、
まあ許容範囲でしょう。

感想

9話もこれまで通り、
カットされたシーンは多かったですが、
丁寧に描かれており個人的に満足でした。

特に加代が保護された時の文集のシーンは原作にはありませんでしたが、
良アレンジだと思います。

2話で加代が文集を読むシーンの悲痛さとは打って変わって、
明るく希望に満ち溢れている心情が伝わってきました。

やっぱり声優(悠木碧さん)の力って凄いですね。

ただ、個人的に今回「ん?」ってなったのが、
八代の車中の飴のシーンです。

緊迫感があるシーンですが、
一瞬で飴が出てきたのが分かってしまうのはどうなんでしょうか?

悟がグローブボックスを開けた瞬間に「飴が出てきたなぁ」と思って見ていましたが、

悟「こ、これは・・・!?」
八代「悟、見てしまったね・・・。」

と続いて、案の定飴ですからね。

ネタバレになりますが、
このシーンは今後めちゃくちゃ重要になるので、
もう少し工夫して欲しかったかなと思いました。

あとがき

以上、僕街のアニメ9話を見て、
原作との違いや感想をまとめました。

残り3話ですが、
アニメはどういう終わり方をするのかというのを考えてみました。

  • アニメは原作と同時に終わるという旨の監督のインタビュー記事
  • アニメは原作の最後までやるという旨の公式Twitterの発言
  • 現時点で劇場版の告知なし
  • アニメ監督「着地点は同じにしたいと思っていました。なんとかそこには辿りつけているんじゃないかと思います。」(ヤングエース4月号掲載インタビュー)

これらと尺を踏まえると、
終盤あたりからアニメオリジナルの展開で、
最後だけ原作同様に
真犯人逮捕という形になるのが一番可能性があるのではないかと思いました。

原作通りに話を進めるとなると、
あと数時間は尺が足りないと思うので。

ただそれだと、
「僕だけがいない街」のタイトルの意味が回収され無さそうなんですよね…。

 

すみません、今回は原作最終回もこれからネタバレ・考察を書いていくので、
アニメの分は少し短くなりました。

たった今、最終話分のヤングエースをKindleで購入したところです。

では、次回3月11日に更新します。

※更新しました
アニメ10話の感想・原作との違い

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コメント

  1. おいちゃん大好き より:

    おはようございます 毎回楽しみに考察読ませて頂いております♪

    管理人さんのコメントにもありましたが
    加代の文集を読むシーンは良アレンジでした!
    おいちゃんの技量の高さも合間って未来への希望を感じる語りになってましたね

    カットが多いというより
    必要最低限のみ抽出したという感じでしょうか
    尺を考えれば当たり前でもありますが。。。
    と考えると態々「広美が悟の手をとるシーン」を追加する必要があったのか。。。
    小学生の男の子同士ってあんな感じに手を繋ぐ?という行為するのでしょうか。。。
    女の子同士なら解るのですが。。。

    ここは賛否両論あると思うのですが
    岡村さん(加代母)の泣きの演技はもう少し頑張って欲しかった。。。
    あのシーン原作では泣いちゃったのですがアニメでは泣けなかった。。。残念

    そしてもうひとつ。。。
    公式の監督の「前回の僕街」。。。何ひとつ笑えない。。。

    次回Aパートで中西彩を終わらせてBパートは加代との再開でしょうか
    11話で美里編と真犯人との対峙
    12話でつじつまあわせ
    といったところでしょうか。。。
    どちらにしても原作関係なくアニメ版を通して(原作を知らなくても)視聴して納得できる展開には持っていって欲しいですね

    それでは自分も本日エースを買ってきます!

    原作最終回の考察も楽しみにしております!

  2. えい より:

    思ったんですが
    悟に雛月が
    「ここから連れ出してくれてありがとう」って言っているということは山に登って悟は私のヒーローだよはカットですかねぇ(ー ー;)

  3. こぶ より:

    加代母が悟母に除雪スコップで殴り掛かるシーン
    原作より重量感凶器感が増して即傷害罪って感じでしたが
    隠れて見てた大人が悟母のケガの可能性を全然心配してなかったのが
    ぼんくらでした。
    初めて書き込み致します
    アニメではアイリがフレームを作るシーンの指使いや加代の編み物の
    手つきなどが細かいディテールまで気を使ってる感じでした
    なのでスコップは緊迫感を増すためにあえて、だったんでしょうかね

  4. より:

    公式HPの10話のあらすじ見る限り来週には犯人と対峙することになりそうですね
    おそらくそこから先の展開がアニメオリジナルになってくるんだと思います
    いきなり想像以上に原作消化スピード上げてきましたが、残り2話使うのなら何とか尻切れトンボ状態は免れるのではないかなと思います

    個人的な妄想ですが、「あの2006年には戻れない」のくだりがないのは
    「何らかの形で戻ることになってしまう」からではないかなとか考えています
    ようは、原作での犯人判明以降の展開は伏線などはあまり関係なくなるような印象だったので、過程を大きく改変してほぼ同じ形に締めてくることになるような気がしています
    (OPでの拳銃で撃たれるシーンの回収含め)

    賛否両論分かれることになりそうですが、原作既読組でもワクワクできる作りなのはいいと思います
    おそらく問題は11話からなのでそこからが楽しみですね~

  5. ヤオナー より:

    今月のテレビ欄を見たところ、最終回も30分の放送でした。やはりだいぶ急ぎ足になるのではないでしょうか。原作ファンとしてはカットなどはあれ綺麗に終わってくれれば良いのですけれど。

  6. vivio より:

    私も「ここから連れだしてくれて有難う」のシーンは是非、アニメでもクリスマスツリーのある山で再現してほしかったー。 あそこがなかったら、アニメ版で雛月加代のセリフで今後、泣けるようなところがもうない・・?

  7. 匿名 より:

    お早い更新お疲れ様ですいつも考察楽しみに読ませてもらってます!
    アニメは加代に焦点を当ててるとのことなので悟が目覚めた後も加代メインの話の流れに改変されるような気がします。OPに水の描写があるので悟が沈められるのはほぼ間違いないですが尺的に余裕がないので記憶喪失自体なくなるかも?
    原作だと仕方ない事だとはいえ加代は結局悟から離れる形になってしまうので今までの加代重視の描写から特に未読組には結構違和感があるのではないかと思います。かといって愛梨との絡みをなくすのもどうかと思いますね…うーん
    加代が悟の目覚めを待ち続けてくれるみたいなお涙頂戴な展開に弱くてくっついて欲しかったなぁと思ってたのでアニメではそういうのも見たいっていうのが僕の願望です(笑)

  8. ボク より:

    加代のところのシーンはBGMとかアニメならではの表現が良かった。
    飴のシーンは自分も感じました(笑)。でも原作未読者だとすぐには気づかないのかなぁと思いました。
    ただ問題なのはこれからでしょう。残り三話でどうするのか?
    9話は結構端折ってた印象。駆け足気味?やっぱり今後はアニメオリジナル要素がどんどん追加されていく感じですかね。それはそれで楽しみではあるが、綺麗に疑問が残ることなくスッキリ終わらせてほしい!

    まだ最終話が読めてません!読んだらすぐにこちらの考察を見に行きます!

  9. 匿名 より:

    おそらく結末は次回10話で5巻の最後まで。
    11話で小学生編の対決終了からリバイバルで元の時代に戻る??
    佐知子さん殺害前に??
    12話最終対決で終了ですね。
    それでできれば加代と仲良くしてほしい。ヒロミごめんね

  10. サーファー鈴木 より:

    漫画最終回読みました。美しく明るい未来を予想できる最高のエンディングでした。

    原作と同じ結末であれば、悟が沈むシーンか目覚めるシーンで12話は終わり、これから始まる番外編も練りこんだものを新たにスタートさせるのでは?
    12話で完結なら、原作と違った結末になる予感がする。

  11. つぶ貝 より:

    バスの中を確認しに行ったときに、ケンヤが一度だけ鏡に映ったように正反対に映ったのはなんだったんでしょうか?原作未読なので、既読組には分かるような表現なんですかね

  12. 匿名 より:

    今更ながら公式HPのあらすじを見ることで次の話でどこまで進めるのか、大まかなが予測ができそう。

    今までのあらすじが大体Aパートをさしており、放送終了後にBパートのあらすじを追加という感じなので、これに沿うと次回のAパート時点で犯人と対峙、Bパートで水没、15年後まで行くという可能性が結構ある。

  13. サーファー鈴木 より:

    一晩考え直しました。
    漫画の番外編は、コミック8巻のページ合わせで、
    10話で水没、11話で目覚めリハビリ、12話で対決そのエンディングで漫画の最終話でしょうか?
    八代の過去を大幅カットすれば12話完結可能ですね。

  14. 僕街 より:

    アニメより見始めた組です。
    1話を見て『これは数年に一度の、めちゃくちゃ面白い話だ!』と感じ
    2話以降も見ていたら原作も欲しくなり手に入れましたが、
    『アニメで放送された所までしが原作を読んではいけない』という誓いを立てて
    毎度のアニメの引きに先を読みたくて掻き毟られる衝動を何とか強い精神力で耐えて、9話まで来ました。(もうヘトヘトです)

    みなさんのコメントで犯人は分かりましたが、
    どうやって犯人が分かるの?
    どうしてこの人が犯人なの?理由は?等
    分からない事も多くて楽しみです。

    この楽しみ方が結構一番贅沢な方法なんじゃないかと自分に言い聞かせ
    今日も心を掻き毟っています・・・良いマンガを有難う。

  15. てす より:

    あんまり尺をつめて駆け足で終わらせてほしくないな。
    個人的には12話は小学生編までにして8巻発売に会わせて映画公開でまとめる方が無難に思える。
    過去だと同じノイタミナの東のエデンが映画で完結してる事例もあるので

  16. ふにです より:

    もう遅いですが、省くのだとしたら中西彩のエピソードをまるまる削るという選択肢はあったのではないかな。このあたりのエピソードは話はふくらむけど絶対にないといけない話ではない気がする。

  17. おいちゃん大好き より:

    ちょっと悔しくて寝れなくて10話の感想。。。いや愚痴をここに書かせて頂きました><

    「連れ出してくれてありがとう」が先週あった時点で少し不安だったけど。。。
    尺にしてたぶん5分もいらなかったと思うのだけど。。。
    カズくんと中西彩ちゃんのエピソード掘り下げるくらいなら。。。
    ホッケー会場での描写をしっかり書くくらいなら。。。
    美里を追いかけるシーン原作通りなら尺とれたのでわ。。。
    ラストの川に沈む前の「お前の未来を知っているぞ~」って伏線になるんでしょうか。。。ならないなら要らないのでは。。。

    嗚呼~なんで「私のヒーローだよ」シーンを削ったの!!(TT▽TT)ダァー

    悟ママの「Have a nice day!」→「言ってなかったべか?」からの
    心の中に空いた穴を~のエピソードも好きだったのにな。。。
    加代が「今度は一緒に作りたいな」も実現しなかった。。。
    「いってらっしゃい悟」のワンシーンはもう少し意味深な感じを出して欲しかった。。。

    そして
    中西彩誘拐の詳細説明がないと悟ママが第一話で犯人を思い出した理由とリンクせずアニメのみの方に伝わるのでしょうか?
    などなど

    原作とアニメは別物
    それぞれに良いところを引き出して良い物であればいいと思っていますが。。。
    残念です。。。

    花粉が徐々に酷くなっていますね
    また寒くもなるようですし体調を崩されぬようお気をつけください
    それでは10話の感想考察楽しみにしております

  18. めめ より:

    原作未読です。問題にされている飴のシーンですが、「飴」というアイテムがそもそも児童誘拐犯の誘拐グッズっぽいので十分に不気味さを感じましたよ!そして悟もてっきり「大量の飴=誘拐」という連想をしたから驚いていたものと思いました。

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