僕だけがいない街1巻のあらすじと伏線や謎、考察をまとめました。
どういう伏線があったのか思い返すのに活用して下さい。
また、回収された伏線や明らかになった情報、私なりの考察を随時更新していきます。
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僕だけがいない街1巻の流れ
- 主人公藤沼悟の人となりの描写
- 28歳のパッとしない漫画家
- ピザの配達のバイトをしている
- 周りと壁を作っている
- トラックに引かれるはずだった子供を、再上映(リバイバル)を使って救い、代償として自分が事故に会い怪我で数日入院
- 事故をキッカケに片桐愛梨と距離が縮まり同時に18年前の誘拐事件を断片的に思い出す
- 母親の言葉で過去の事件、主にユウキさん(白鳥潤)に遊んでもらっていたこと、そしてユウキさんが逮捕されたことを思い出す
- 片桐愛梨と歩いているとリバイバルが起き、片桐愛梨のおかげで子供を助けることができた
- スーパー(デパート?)で佐知子と買い物を終えると駐車場でリバイバルが起きる
- 母親が女児の手を引くパーカーの男と目が合うとリバイバルが終わった
- 18年前の事件の本を見て友人のヒロミが誘拐されたのが自分に非があり後悔していたのを思い出す
- 佐知子はこのため当時、事件から手を引き悟に事件のことを忘れさせた
- 佐知子がパーカーの男のことを思い出し、18年前の事件の容疑者と同一人物であると疑う
- 悟に事件のこと、今回の誘拐のことを話そうと決意するも部屋で殺害される
- リバイバルを使ったが佐知子は助けるのは間に合わず、犯人を追いかけていると自分が犯人に仕立て上げられていることに気付く
- 再びリバイバルを起こそうと念じると18年前にタイムスリップしていた
1巻の各話の伏線・謎
1話~6話の伏線(っぽいもの)や謎、気になった所を挙げていきます。
私の主観で伏線になりそうなものをピックアップしているので、
実際には違うかもしれないことはご了承下さい。
1話【走馬灯 2006.05】
- 愛理の「言葉ってさ口に出していってるうちに本当になる気がする」という発言に対し、『その言葉は何だかとても懐かしい感じがした』
- 2巻(8話)で雛月の「演じてるうちに本当になる気がするよ」という言葉。事件を思い出すきっかけになっている。
- 『無関係に思える出来事も実際は全て連鎖の中の出来事なのだと後に知ることになる』『思い出すことが出来ない少女の「言葉」を再び彼女自身から聞くことになるとはこの時はまだ知る由も無かった』
2話【死刑囚 2006.05】
- 子供の頃の回想で、雛月母が捨てたゴミ袋の中に雛月加代の体操服
- タイムスリップした時には編みかけの手袋も入っている※3巻(13話)参照
- 「悟、上野って電車一本で行ける?」「いけねえ。やっぱ観光かよ。」
- 19話の「ホントはさ「上野には電車一本で行ける」んだ…」に繋がる
3話【死神 2006.05】
- 片桐愛梨が隠れ家ごっこで遊んでいた子供に「入っちゃいけない場所ってのはちゃんと理由があるんだから」といったのに対し『何だか…俺も昔こんなこと言われた気がするな…』
4話【誘拐未遂 2006.05】
- 佐知子「…そういや。あんた昔も同じ事言った時があったね…。まだ家に居た頃…。あん時はさ…ボヤ騒ぎ…」
- 佐知子が女の子の手を引くパーカーの男と目が合うと再上映(リバイバル)が終了。佐知子は何故か男を不審に思い、車の車種とナンバープレートをメモ。『あの目の男を…あたしは知っている』『覚えているのは「気持ち悪さ」とペアだからだ』
- 1988年に中西彩が八代学に誘拐されるのを目撃しているから。(3度目のリバイバルで誘拐を防いでいるため、実際のシーンは描かれていない)
※詳しくはこちら➡31話ネタバレ考察 - 何故「目」に焦点がいっているのかは不明。
- 1988年に中西彩が八代学に誘拐されるのを目撃しているから。(3度目のリバイバルで誘拐を防いでいるため、実際のシーンは描かれていない)
- 佐知子と些細な口論をしていると弾みでガラスを割ってしまい、大家らしき人物に見られる
- 後の佐知子殺害の容疑者の信憑性を高める
- 佐知子のカレー作りに愛梨が手伝う
5話【真犯人 2006.05】
- 佐知子の手と顔に怪我
- 加渡島建設の社長の暴力?※19話参照➡4巻の伏線一覧
- 祭りでヒーローの仮面を買ってもらう描写
- 『「冗談に決まっているべさ」おふくろがこれを言うのは「本当のことを言ってる時だ」』
- 佐知子『「あの目」と「気持ち悪さ」はペアだったっけ』『思い出せない理由はあたしが一度誘拐の疑いから外した者だからだ』
- 『美琴小学校5年男児杉田 広美(10)』
- 殺害された時は6年男児11歳
- 『ああ…やっぱり』
- 「18年前の犯人=パーカーの誘拐未遂男=自分を刺した相手」を確信した
- 「犯人はもう捕まったの。全部忘れてちょうだい…」
- このことが原因で悟は佐知子を避け始め、冷たく接するようになった
6話【逃亡者 1988.02】
- 悟が佐知子を助けられないかもと思い念じるとリバイバル
- 後ろから警官らしき人物に近づかれるて念じるとリバイバル
- リバイバルは自分で念じればある程度コントロールできるのか?それとも周りに危険が迫っていた?
- 「知らない街じゃあないが…」
- ジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦先生特有のセリフ回し。作者三部けいさんがジョジョの2部終盤から5部終盤までアシスタントを務めていた影響?
あとがき
以上、1巻のあらすじと伏線のまとめでした。
物語はまだ導入の段階で、
主に主人公が過去を思い出すためのエピソードや主人公のリバイバルの能力の描写、
そして最後に過去にタイムスリップする動機についてです。
見直してみて思いましたが、
テンポがとても早いので飽きずにどんどん引き込まれるんですよね。
そして序盤にも関わらず重要な伏線があちこちに散りばめられています。
4話の伏線は31話になってようやく理解出来ましたが、
ほんとにすごいの一言。
また、今回と同じ要領で2巻についてもまとめたので是非ご覧ください。
➡僕だけがいない街2巻のあらすじ&伏線一覧・ネタバレ考察
以下は他の巻の伏線です。
- 1巻の伏線一覧&考察 ←今ここ
- 2巻の伏線一覧&考察
- 3巻の伏線一覧&考察
- 4巻の伏線一覧&考察
- 5巻の伏線一覧&考察
- 6巻の伏線一覧&考察
- 7巻の伏線一覧&考察
初めてコメントさせて頂きます。タカと申します。
管理人さんの「僕街」への溢れんばかりの愛情と考察を、大変興味深く、また楽みつつ拝読させて頂きました。
ありがとうございます。
ただ、二点だけ、気付いた点がありましたので、お伝えさせて下さい。
一つめは、単純な話ですが、誤記についてです。
ヒロインの一人、雛月さんの名前が何箇所か「佳代」となっています。
最初は意図的な表記かとも思いましたが、最近の考察では「加代」と正しく記載されているので、変換ミスの可能性が高いと考え、お伝えする次第です。
もう一つは、昨日発行された6巻についてですので、そちらにコメントしますね。
細かい事に突っ込んで申し訳ありませんでした。
タカさん、ご指摘ありがとうございます!
お恥ずかしいですが、変換ミスです^^;
直ちに修正しました。
こういうご指摘は非常に助かります!
6巻のまとめには書かれていましたが、
4話の愛梨のカメラ趣味?は
まだ未確定という事で伏線には入れないですか?
初めてコメントします。
最近 僕街にはまってサイトを見ました。
伏線ではありませんが
母親の
トイレの足音でなんて起きないから
の下りから 夜に悟が起きると
母親が必ず起きてるところが
佐知子らしくて好きですね
アニメから入って来て、これから1巻読みます。
読み終わったら、またこちら来て、伏線を確認、かな。
(まだ、このページ、中は読んでないんで)
オレ、伏線の読み取り苦手な、アホの子wだから、
こういうページあって良かった。
(管理人さん、めっさマメですね。
助かります。ありがとう!)
8巻が出たのを機に改めて最初から読み直してみたのですが、やはりこの作品は視点の使い方が実に巧みだと思いました。
藤沼母が殺されるまでのスーパーや図書館、帰り道のコマの幾つかは八代の視点を思わせるアングルですし、続いて帰ってくる悟の後ろ姿も八代の視点ですね。