僕だけがいない街42話のネタバレ考察

※12/30追記:久美ちゃんの予定表の書き換えと佐知子の携帯を奪ったタイミングについて
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ヤングエース2月号(12月28日発売)の僕だけがいない街42話『目標 2005.08』のネタバレと考察、そして次回43話の予想についてです。

前回、悟とケンヤは八代を出し抜いたかのように思われましたが、今回全く予想していなかった展開を見せした。

さて、これから考察等を行なっていきますが、大いにネタバレしているので、ネタバレが気になる人は先に本誌を見て下さい。ちなみに私は、僕だけがいない街だけが目的でヤングエースを定期購読しています(笑)

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42話の概要

  • りんどう荘から出て行く久美ちゃんを見届けるケンヤ
  • ケンヤと悟に電話で状況を報告する
    • 久美ちゃんが山荘を出たことを悟に報告
    • ケンヤは、本来八代が久美ちゃんを呼び出していたやまぶき荘にいて、これから久美ちゃんが行くことになっているさざんか荘に向かう
  • 澤田は屋内を全て調べて3箇所の仕掛けを回収
  • 澤田は八代が手詰まりになって逃げる時に必ず駐車場に来ると考え、駐車場に潜伏する
  • ケンヤから悟の電話に「久美ちゃんが集合場所に来ていないこと」「やまぶき荘には何の仕掛けもなかったこと」が伝えられる
  • 八代視点
    • ガラスに反射した八代の頭上に蜘蛛の糸
    • ケンヤと悟の自分を出し抜く行動に驚くと同時に、期待通りであると歓喜している
  • 久美ちゃんの手がかりを探るべく、悟が佐知子に違和感を尋ねると、「八代が来ていること」と「悟が持っていた水筒がなくなっていること」を指摘される
  • 久美ちゃん視点
    • 久美ちゃんのスケジュール表の時刻が修正されており、今すぐさざんか荘に行かないといけないと思い込む
    • 行った先に悟のメモらしきものと水筒があり、メモにはボートの場所に誘導するような文章が書かれている
    • 睡眠薬が入っていると思われる水筒の中身を飲んでボートへと向かう
  • 悟は久美ちゃんがボートに乗せられて連れて行かれたと予想し、すぐに久美ちゃんを追いかけようとする
  • その時『水筒』や『薬物』から小学校時代に美里を餌に自分が罠にかけられたことに思い出したり、やまぶき荘に仕掛けがなかったことを思い返して、自分が八代のターゲットであることに気付く
  • 八代が橋の上で仕掛けを施しているところに悟がやってきて両者は対峙する

八代の行動と思惑について

前回予想したのとは全く違った展開でしたね。

悟とケンヤが八代の裏をかいたと思っていたら、
実は全て八代の思惑通りということでした。

小学校の時に悟を罠にはめたように、
久美ちゃんがターゲットと見せかけて実は悟を狙っていたんですね。

八代は、悟達が自分を妨害する前提で行動していますが、
イベントが罠であると気付かれることや悟の記憶が戻ったことは分かっていたでしょうし、
やまぶき荘に誰も来ないことも予定通りだったと思われます。

何か悟よりも八代の方がよっぽど特殊能力を持っているみたいじゃないですか?

ここで八代の行動や思惑についてまとめてみます。

  • さざんかの集いが罠であるということや、盗聴器を仕掛けていることが悟とケンヤに気付かれることは最初から分かっていた
  • 悟の記憶が戻っていることは勘付いていた
  • 久美ちゃんがターゲットであると見せかけるための工作をする
    • 佐知子の携帯から久美ちゃんへメールを送る
    • 仕掛けを用意する
  • やまぶき荘には誰も来ないことは分かっていた
  • 久美ちゃんのスケジュールの時間を修正してさざんか荘に早い時間に誘導する
  • ボートに誘導するメモと睡眠薬を入れた水筒を用意する

多分こういうことですよね。

「記憶が戻った悟が、ケンヤとともに自分の裏をかいて動いてくる」
ということを想定して八代は動いています。

ただ、水筒はまだしも、佐知子の携帯が奪えなかったらこの計画自体が破綻しそうですし、
ケンヤに久美ちゃんを常にマークされていたら何もできなかったのではないでしょうか。

とはいえ、これから悟は八代にどうやって対抗していくのか気になりますね。

恐らく悟は、橋で八代と対峙する前にケンヤと佐知子を使い、
ボートに乗せられた久美ちゃんの救出と八代を追い詰める手立てをうったのだと思いますが、
どういう展開になるのか非常に楽しみです。

蜘蛛の糸・八代の動機について

今月号でも八代の頭上に蜘蛛の糸が描かれていましたが、
現在文芸カドカワにて連載されている小説『僕だけがいない街 Another Record』にて、
蜘蛛の糸の意味や八代の動機が明かされたのでこれを説明していきます。

蜘蛛の糸は、32話に出てきましたが、
八代の兄と婚約者の頭上に現れ、直後に八代はそれぞれ殺害しますが、
ふと鏡を見ると自分の頭上にも現れていた、という話でしたね。

私自身そうなのですが、
この蜘蛛の糸の意味がよくわからなかった人は多かったと思います。

先日、小説版にて明かされた蜘蛛の糸の意味は、八代自身の解釈ですが、
「この世を地獄と知りながらも、死ぬことの出来ない人間に生じるもの」
ということです。

そういう人を救済するために、
蜘蛛の糸が見える人を殺害しているそうです。

そして、自分自身の頭上に蜘蛛の糸を発見するも、
「誰が私の糸を切ってくれるんだ?」
と嘆きます。

ただ、八代の殺害の動機は、小説版では“救済”ということですが、
原作では「自分のためにある他者の死、及び、その死や悲劇的な運命に対し抗う姿に八代は生を実感させられた」とあったので、この違いは少し気になっています。

久美ちゃんの予定表の書き換えと佐知子の携帯を奪ったタイミングについて(12/30追記)

コメントの方で鋭いご指摘を頂いたので追記します。

八代は久美ちゃんの予定表の時間を書き換えましたが、
これについて、しっかり伏線がありました。

40話で八代は佐知子とぶつかった後、
佐知子が落とした紙を拾い、荷物と一緒に受け取ります。

この時、紙には「イベントスケジュール」と書かれていますね。

そして41話で久美ちゃんが誰かから予定表をもらった後に、
紙の束を手にした八代の意味深なコマがあります。

つまり、八代は佐知子から予定表を受け取った時に1枚だけ時間を書き換えて、
それを自ら久美ちゃんに配った
ということでしょう。

また、八代が佐知子の携帯を奪ったのは、
40話で佐知子のバックを車に積んだ時だと思われます。

41話で弁当を運ぶ佐知子の元に久美ちゃんを呼び出したのは、
最初佐知子だと思っていましたが、佐知子の反応からして違うようです。

この時八代が呼び出す意味が無いので、悟が呼び出したのだと分かります。

八代はイベントの間に携帯を盗んだんだと勘違いして、
「危ない橋を渡るなぁ・・・」と思いましたが、そうではなかったですね。

コメントして頂いたkamさん、ほんとにありがとうございました!

あとがき

以上、42話のネタバレや考察についてでした。

42話は何から何まで予想外の展開でしたが、
橋で対峙する絵はまさにクライマックスといった感じで、
非常にワクワクしました。

ページ数を考えると、完結まで2話なので、
あと1話で八代を追い詰めて最後にエピローグという感じだと思います。

もうすぐ終わるのは寂しいですが、
次の話が待ち遠しいです。

さて、待ち遠しいといえば、
1月7日からアニメ放送開始ですね。

僕だけがいない街アニメ化決定!声優・キャスト・放送日・監督など詳細情報をご紹介

ヤングエース2月号にもインタビューが載っていますが、
やはりすごく期待できそうです。

アニメには単行本の構成上の都合で切ってしまったシーンが取り入れられるそうですし、
原作の魅力である各話の“引き”を一層意識しているとのことなので、
アニメならではの僕街が見れるのではないかと楽しみでなりません。

では次回、1月8日にアニメについての感想を書こうと思っているのでよろしくお願いします。

43話を更新しました。
僕だけがいない街43話のネタバレ考察

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コメント

  1. ふにです より:

    まだ本屋に行っている時間がなくて読めていません(先月は近所の本屋に一冊しかなくて危うかったです)

    「自分のためにある他者の死、及び、その死や悲劇的な運命に対し抗う姿に八代は生を実感させられた」ために殺される対象として久美ちゃんが心配されていますが、今までの対象がほとんど少女であったというだけで、その限定条件は実は緩やかなのではないかしら、と思っています。実際、最初のタイムラインの未来では大人の佐知子を殺害しているわけですし。おそらく標的は悟、佐知子、澤田、ケンヤのだれにでもなりえます。
    もしかすると、悟をストーキングしていた八代が愛梨がカメラマンをパンチする場面を目撃しており、愛梨をひそかにさざんかの集いに招待してターゲットとする可能性すらあります。

    でも、この八代の動機は実は打算的な要素によって正当化されることがありますので、どこまで犯行の動機として純粋なものなのかな?という疑問があります。例えば、自分を追い詰めそうになった未来の佐知子の殺害、悟の殺害未遂、自分を捜査対象からはずすためのヒロミの殺害、があります。
    また、最初のタイムラインでの加代の殺害は、上記の動機が目的であれば葬儀で母親が悲しまなかったという点で八代的には失敗であったわけですね。そういう家族に愛されていなかったことが以前からわかっていた加代をターゲットとして選んだという点も大いに疑問が残ります。

  2. kam より:

    八代はどうやって久美ちゃんの予定表を書き換えたのかと思っていたのですが、
    やはり40話で佐知子から予定表を受け取っているのでそこで書き換え
    さらに久美に渡したのも八代なんでしょうね。

    久美に渡す場面は手しか見えないですし、その後で八代は束を持っているので。

    1. 管理人 より:

      これは完全にスルーしていましたね。

      40話で八代が受け取った紙に「イベントスケジュール」って書いてますし、久美ちゃんが紙を受け取った後のコマの八代が意味深だったのはこういうことだったんですね。
      こんな細かい伏線があるとは思ってもなかったです。

      ほんとにありがとうございます!

  3. hofle より:

    初めまして。アニメ二話をみて、こちらのHPにたどり着きました。

    ご自身の考察もそうですが、色々な方の推察も取り入れられており、大変楽しく拝見いたしました。

    あのモノローグは素直に受け取って、悟が眠っているときは犯罪は犯していないのではないでしょうか。
    2001年の事件はやはり八代の犯行ではなく、悟や八代の身近な人間(今までの経過を知っている者)の犯行ではないかとおもいます。

    かなり飛びすぎですが、2001年の事件はケンヤが犯人なのでは?
    木乃伊取りが木乃伊になるというパターン。
    加代のSOSを読み取ったり、悟の違和感を感じ取ったり、この作品で一番の『観察者』ですし、たしか小学生時代八代とケンヤが話しているところも伏線は回収されていませんでしたよね?
    (単なる日常の一コマだったらすいません)

    事件解決後(八代死亡パターンのみ適応)すべての罪を着せる。

    ちょっとひねくれた考えですが、垂れ流させていただきました。
    周りにこの作品を読んでいる人がいないもので……。
    お目汚し失礼いたしました。

    1. 管理人 より:

      面白い考察ですね!

      あの事件は、八代が事務所に入り込んだことにケンヤが気付くきっかけとなっていますが、それだけではないのではないかと私も思っています。
      そう考えると、確かにケンヤは怪しい点が多いですよね。
      しかも、「時効が切れた八代に罪をきせるため」という動機もはっきりしています。

      十分に可能性があると思います。

  4. とおりすがり より:

    僕はケンヤがリバイバルの能力者ではないか?と考えています。悟の過去を変えようとしたら、何故か悟の行動が不自然だった。と。現在では、ケンヤは悟の冤罪を弁護する弁護士なんじゃないかと。たぶん最後まで伏せたまま展開するんじゃないかと思います。作者は頭が良いのでこのままじゃ終わらないよね。

  5. とおりすがり より:

    ミイラ取りがミイラだとすると、悟が雛月を救うために犯罪者になる可能性もあるわけですが(雛月を誘拐?)、ケンヤがリバイバル能力があれば、悟の雛月の誘拐とかも防げるわけなんですね。一歩間違うと悟が犯罪者になりかねない。雛月に私のために人を殺せる?とか。バスに匿う話も、悟や、悟の親を八代が誘拐犯として悟と母親を落としめる可能性も示唆しているわけですし。ケンヤが犯罪者というオチはない。不自然さはおそらくケンヤがリバイバル能力者でしょうね。

  6. とおりすがり より:

    僕はですね。
    SE1:悟がリバイバルで同級生と母親を救おうとする話。
    SE2:ケンヤがリバイバルで悟を救おうとする話。
    と考察しています。
    SE2は分岐点がいろいろあって。
    ①悟が雛月を誘拐する。または八代にはめられる。
     でケンヤがリバイバルで救済する。
    ②佐知子が雛月誘拐の疑いを八代にはめられる。
    バスに隠蔽した道具を悟に見られたのは八代が気がついているわけですから、十分にありえた。そうできなかったのは、悟、佐知子以外の人物がいてケンヤであるのは自然ですね。
    文集とか、大事な事、云々はケンヤがリバイバルして悟に助言する、伏線に見えます。あまりにもケンヤは不自然ですが作者の性格からしてケンヤは犯人ではないと思います。文集の悟の中身が気になりますねえ、そこにケンヤがリバイバルしている証拠がありそう。悟にケンヤはなんらかの動機を思い出してほしいのでしょう。

  7. とおりすがり より:

    不自然な設定として
    ①雛月は失踪して発見されるまで時間があった:悟が誘拐した可能性もあるが。最終的に殺したのは八代。->誘拐したのだから無実を証明できない。
    ②雛月が「私のために人を殺せる?」:悟が雛月の母親を殺した未来の可能性もある。
    ③文集の内容が明らかになっていない:ケンヤが悟のリバイバルの事を知ってる?動機つけ?
    ④母親を殺したとして逮捕されてる:ケンヤ関係が弁護士?
    ケンヤは将来弁護士?
    アイリの父親の設定:アイリがリバイバル能力者の可能性は?(すくないが)
    リバイバル能力者が悟以外にいるとすると、ケンヤ>アイリ>澤田。
    母親を悟りの化け物というが、主人公の名前が悟。たぶん8巻では終わらない。

  8. とおりすがり より:

    2001年の事件は共犯者である店長の模倣犯ではないかと思います。
    他の事件は時効。1件だけということから八代の犯行というのは不自然。
    八代が居なくなったあと、後継者、模倣犯として店長が新たな連続殺人犯という展開かも?あと3話はSE1それ以降のスピンオフネタでしょう。

  9. Aria より:

    アニメ「僕だけがいない街」を見て気になってしまい調べるとこのサイトに行き着きました。

    正直、前々から気になる作品ではあったのですが、なかなかきっかけがなくアニメ化の話を聞いて見てみようと思いアニメ1話を見て後悔しました。

    私は、ミステリーやサスペンス系統のものはネタバレを見てその結果を知った上で作品を見るというちょっと変わった見方をするので、アニメ1話を見た瞬間調べてこのサイトに行き着き、時間が気にならないほどに見入ってしまいました。

    本は人並み程度に読むのですが、考察など考えても全くの見当違いだったり、深読みした部分は全く関係なかったりと多々あるのですがこのサイトを見て一言に「凄い」と思いました。これだけ考えを張り巡らせ、様々な考察をして、そして読んで答え合わせをする…なんとも味わい深い読み方だと思いました。
    読んだことのない作品ですが、話題だとかそういうもの抜きで、読んでみたい!と思わせるような考察で見ててとても興味深かったです。
    漫画もアニメも全て見てみようと思いました。

    最後の話まで楽しみにさせてもらいますね!

    1. 管理人 より:

      ありがとうございます!
      そのように褒めてもらえると、頑張ってサイトを作ってきたかいがあります(^o^)

      漫画もアニメも一緒に楽しんでいきましょう!

  10. シュウ より:

    フムフム、自分は考察とか出来ないアホな人間(笑)ですが、ここのおかげで整理しながら読めて、助かっております。
    これからも愛読させていただきます。ありがとうございます。

    1. 管理人 より:

      私もコメントしてくださる方々にヒントやモチベーションを頂いているので、感謝しています!

  11. 名無し より:

    漫画を一気読みした新参者ですが、
    とても参考になりました。

    ただ、八代が何でもかんでも分かっていたというのは言い過ぎだと思います。
    期待して、対策を考えてあったという方が個人的には八代の人物像に近いように感じます。

    1. 管理人 より:

      確かに、悟達の策を読みきったというよりも、想定して対策していたという感じかもしれませんね。
      今思い返すと、確かに言い過ぎましたね(笑)

  12. たろー より:

    はじめまして。アニメ観てあまりの衝撃でコミック7巻まで一気読みしてしまいました。皆様の考察を拝見してとてもワクワクしています^ ^
    この作品を読んでて思うのですが、悟は本当にこの世界に存在するのかなーとおもいました。というのは、悟の職業が漫画家であるということです。そして第1話で編集者にあなたの顔が作品に見えてこないと言われています。この僕だけがいない街って、悟の作品か想像上の架空の世界なのではないかと思いました。推理と違ってすみませんでした。これからも楽しみにしたいと思います。

  13. 匿名 より:

    考察を読ましていただきました。あと3話程度で終わるとしたら悟はハッピーエンドをどのようにむかえるのでしょうか?
    八代を捕まえて終わりって素っ気ない気がします。
    もしかしたらもう1巻発売とかありますか?

  14. Jam より:

    32話を読んで以来「どんな話の流れにせよ、八代は最期にはつかんだロープが切れて
    墜落死するんだろうな。」と思っていました。鏡に映った自分の頭に糸が見えたのは
    死亡フラグでしょうし、兄も婚約者も蜘蛛の糸を切られたかの如く、下に落ちる力で
    死亡しています。そして八代の場合は本人なので、より直接的に蜘蛛の糸の話を連想
    させる死にかただろうな、と。

    で、今日ふと41-42話を見てみたら久美ちゃんが乗ったボートが浮いてるのは蓮池じゃ
    ないですか。蜘蛛の糸では、カンダタたちのいる地獄は蓮池の下にあるという設定に
    なっています。しかも話を蜘蛛の糸になぞらえるということならば、蓮池に浮かぶ
    久美ちゃんは蜘蛛の糸における蜘蛛に見えなくもない。「じゃ、八代が久美ちゃんに
    対して何かささやかな善行をしたことがあるか?」というと病院の庭で傘をあげたこと
    がある。加えて、間もなく8時から隣の池で花火が打ちあがる。

    となると、
    八代が吊り橋付近から川に落下し蓮池に流される→八代、蓮池で溺れる
    →久美ちゃんがロープを投げる→八代、必死にロープにすがる
    →ロープが切れる→八代、池に沈む→花火が打ちあがる
    →池底(地獄)に沈んで行く八代が、花火の上がる天上の世界を蓮池の水越しに仰ぎ見る
    というシーンを想像していまいます。
    あと他にも溺れている人がいて、その人を押しのけて助かろうとする、とか。

    本当にただの妄想で、全くかすってないかも知れませんけどねw

  15. ハル より:

    物語も最終盤になろうとしていますね。
    何をもって”終わり”とするのかで、この作品の評価も変わってくるのかもしれません。
    “ご都合主義の安いファンタジー”に成り下がってしまう可能性も、無いとは言えないと思います。
    『リバイバル』とは、そもそも何だったのか?
    八代との決着の先に、話がもう2・3転しないと、うまく着地しきれないような気もします。
    やっぱり…、キーマンはケンヤだと思うんですけどねー…。

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